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2013年09月24日20:20

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日常生活化していく中で・・



長期滞在していると当然の事ながら部屋の中も埃が溜まってくる。

普段から敷地内は裸足で歩いているから、どうしても土汚れを部屋内に引き込んでしまうし、床が石張りだからお線香も特に線香立てなど使わず、木製建具の隙間?などに挟んで焚いている・・のでそのうち灰が床に溜まってくる。

窓際などはヤモリたちがいつもごそごそ活動しているので、必然的にウンチがそこら中に落ちてくるし、ベッドシーツもどうしても足元の方が汚れてくる。


因みにアシュラムには「掃除のおばちゃん」たちもいて、お願いすれば掃除やベッドシーツ交換もしてくれる・・のではあるが、ホテルのそれと違って「宿泊料金に含まれるサービス」とは性格が異なるのでなんだか頼みにくい(笑・・おばちゃんたちは「タミル語」だけだしね)


まあかなり自由なアシュラムではあるにしても、部屋の掃除ぐらい自分でするのが筋だ・・と思うので、ずぼらな私も大体2週間に一度の割合で部屋の掃除をするのである。


・・というわけで昨日は朝食後に掃除に取りかかった。

まずはベッドシーツと枕カバーの洗濯。

もちろん洗濯機などないので「手洗い」である・・・ベッドシーツでなくとも被服類の洗濯も毎回「手洗い」なわけで、案外これはアジアのバックパッカーにとっては、「旅の日常を実感する」機会の代表かもしれない。

日本で普通に生活していて、日常着ている被服を「手洗い」することなど殆どあるまい・・・1〜2日の旅行なら洗濯するまでもないし、必要ならホテルにランドリーサービスがある。


そういえば聞いた話で、「手洗いのやり方」が分からない人もいるらしい・・・そりゃあまあ洗濯機任せ、あるいは「親とか妻」任せ?しか知らないとしたら困惑するかもねえ(笑)


とにかくアジアの安宿では(アシュラムのゲストルームも私の住んでる古い建物は「安宿とほぼ同じ設備」である)、「物干しロープ」を部屋のどこに張ろうか?・・と思案するところから洗濯が始まるのである。


床の掃除も日本と違うのは、掃き掃除をしてゴミを集めて捨てた後にバケツで水をまいて埃を洗い流してしまうことかな?・・・石張りだし外もしくはバスルームの方へ足で水を押しやって流してしまえば良いのだ、後は天井の「お化け扇風機」をしばらくぶん回しておけば次第に乾いてくる。

後はバスルームの洗面台と便器掃除、そして床をブラシで擦って洗い流せばおしまいざんす。


かくして一通り終了したのでコーヒーを入れて休んでいたら、ドクター・ムルティ(アシュラムの会長・ゼネラルマネージャーに続くナンバー3・・この人に「どう評価されるか?」がアシュラムでの待遇?を左右する)が何かの用があってゲストルームエリアにやってきた。


ついでに私の部屋をのぞき込んで呼ぶので何かな?と思ったら、

「『足ふきカーペット』を部屋内にしまっとけ、猿がいたずらして持ってくから・・」

とのこと、まあ猿の所行は先日空き巣に入られた位だからねえ・・部屋の床の水洗いのために外に出しておいただけだったのだが(笑)。


私が「部屋の掃除やってましたので・・・」と答えると、干してあるベッドシーツを見て、ちょうど近くの部屋を掃除中(ゲストの入れ替えのため)のおばちゃんがいたので、彼女から新しいシーツと枕カバーを取って

「こっちを使え・・・干してあるのは後でオフィスに持ってこい。シーツ交換したいときは申し出なさい」


とのことだったが、「あのう、干してある方を自分の部屋にキープして交互に使っても良いですか?」と聞いたら了解してくれた。

シーツも朝方洗濯して干しておけば夕方には乾く・・のだが、これから雨季に入っていくと乾きにくくなるからねえ、2セットあると大変ありがたいのざんすよん(わざわざ「申し出る」こと自体が面倒だし)。



まあおおよそ「スピリチュアリティ」とは無関係なやりとりなのだが、
そんな感じでアシュラム生活も長くなるとこういう「雑多なるやりとり」の方が遙かに多くなっていく・・・つまり「日常生活」化してくるのだ。


その「日常生活」の中で、ラマナ=アルナーチャラとどう向き合うのか?・・の有り様が課題となっていくのですな。

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