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2013年09月23日20:30

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青年は裸足で歩ききった



京都から初めてこの地にやってきた青年は、1週間の滞在の間にギリプラダクシナを3回、しかも潔いことに全回全行程を裸足で歩ききった。

慣れない裸足での長距離歩行、しかもインドの道舗装状況は日本のそれとは比べものにならない劣悪さ、彼の足には大きな水膨れがいくつか出来て実際かなり痛そうだったが、それでも意地で完歩したのだからなかなか見上げたものである。


日本で翻訳出版されている書籍では、このギリプラダクシナについての言及が僅少なので、それがこの地に古来から伝わる「行法」でもあり、ラマナご自身が若かりし頃は随分歩かれていただけではなく、

訪問者に対しても機会があれば是非歩くように奨めていた・・・ということや、その実際・実態も含めてがなかなか理解されていない感がある。私の管理する「臨在」サイトでもギリプラダクシナの解説にはまだ手つかずの状況であるし(今後の課題の一つである)。


この青年やはり当地に来るまでそれ知ることもなく、多くありがちな「頂上へ登る」つもりもあったようだが、アシュラム図書館に所蔵されている「アルナーチャラ通信(日本ラマナ協会機関誌)」に、故・柳田先生が何度となく寄稿したギリプラダクシナについて書かれている文章を読んで、この行法の重要さを知ったようだ。


柳田先生の書かれた文章は翻訳されたラマナ書籍(これも一番肝心な「ラマナ・マハルシの言葉」が絶版であるのが誠に残念)の他にも、「アルナーチャラ通信」に随分な量が残されているのだが、これが機関誌という性格上一般にはなかなかアクセスできない・・のも寂しいところだ。


先日言及した私の究極のヴィジョンである「日本ラマナ情報センター」設立の際には、著作権など諸般の問題をクリアしてこの「柳田文献」を誰もが読むことが出来るように整備する・・・というのももちろん念頭にある。


さてさて、その青年も今頃には帰国する機上の人になっているはずだ。かくしてこれで今回事前にご連絡を頂いていた方々対象の「ご案内業務」は終了ですな・・・なかなか忙しい10日間だったといえる(笑)

考えてみると9月というのは日本では連休が2週続きになって、「長い休みが取りやすい」という事情もあって、この期間に集中したとも言えるだろう。


まあ今後当面は新たなる訪問者はあんまり来ないだろう・・と思われるので、「自己の内側に深く潜り探求していく」ことに取り組むとしようか。

そのためにも、最近すっかり放り出したままになっていた「身体奏法」のいくつかのエキササイズ&ワークも漸次復活させていく次第ざんす。

本日で滞在2週間が経過、部屋の掃除やらなくてはね・・難敵の?「赤蟻」も部屋に侵入してきたから掃除ついでに追っ払わなくてはならん(笑)

まだまだ先は長いからなあ・・・水シャワー浴びるしかないので「たっぷりと湯船に浸かれない・・(日本食より「お風呂」が恋しくなる)」のが、ここに滞在していて唯一の欠点ざんすよん。

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