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2013年09月11日16:58

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「お友達」になるための必須アイテム?

幸いにして昨夜のギリプラダクシナでは雨には降られなかった。

もっとも湿度が高くて風がないだけにじっとりと汗をかいて暑かったりもした、昨日も書いたようにむしろざっと雨に降られて濡れてしまう方が気持ちがよいのではある・・・土砂降りに遭遇するとテンション上がって「ナチュラル・ハイ」状態になっちゃうざんすからね。


ギリプラダクシナの時の衣装は終われば洗濯するのだし、濡れて困るような持ち物は所持していない・・小物はビニール袋に入れておけば大丈夫だし。




因みに私が歩くときに所持しているのは、「ペットボトルにいれた飲み水」・「秋葉三尺坊大権現さんのお守り」・「グァダルーペのマリアさまのイコン付き水晶ペンダント」・「懐中電灯」・「非常用100ルピー」・「犬対策のビスケット」以上6点ざんす。

若干解説すると、「非常用100ルピー」というのは、たとえば足を怪我
したりなんだりでリタイアせざるを得ない場合のオートリキシャ(小型3輪タクシー)料金ざんす・・・アシュラムから一番遠い地点からでも100ルピー(日本円で150円位)あれば帰還できる。

一応原則としてギリプラダクシナは「裸足で歩く」というのがあるので、しばしばアクシデントはある・・・その最たるものは「足の裏に棘が刺さる」という奴ですな(老眼が進んだ昨今これは大変始末が悪い・・爆)。

ただの棘ならまだしも、ガラスの破片やらうっかりすると注射針とかカミソリの刃なんぞ落ちていたりもするし、場合によってはサソリやらムカデやらもいたりもするので(笑)


それから「交通事故」ね・・・なんせ「交通ルール」など無いようなものだし(繁華街ではほとんど「カオス状態」である)、「歩行者優先」などという観念は全く存在しないので、相手がチャリであろうと「こちらが避けねば絶対ぶつかる」と言ってまちがいない。

インド人であれ、外国人であれ、ギリプラダクシナ中に事故に遭遇した例は少なくないのである。


まあ私も今月中に「3度目のお百度参り」到達予定・・・という回数をこれまで歩いてきたのでいろいろアクシデントに遭遇しているが、幸いにも大事には至らず一度もリタイアせず裸足で完走・・じゃない完歩しているのが少々自慢だったりもする(だからこの100ルピーはまだ一度も使ったことがない)。


一方で「犬対策用ビスケット」というのは、インドでは野良犬はもとより飼い犬であってもほとんどが「放し飼い」なので、そこら中にわんさか犬がいるのである。

でまあやはり中には「警戒して吠えてくる犬」も居るわけですな・・・鎖に繋がれてないだけに、接近されるとさすがにちょっとおっかなかったりもする。

こんな時にどう対応するか?・・・こちらも威嚇して追っ払うという手もあるのだが、それだと毎回吠えられるはめになる。
(笑)。

かくして「ビスケット」の出番なのだ、ほとんどの場合相手は単純なので吠えかかってきてもビスケットあげるだけで、すぐに「お友達」に変貌してしまうのであるそうすると彼らもこっちを覚えているので、次に出会ったときはしっぽ振りながら駆け寄ってきて、自分の縄張りの範囲まで一緒にとことこついてくる・・のですな。

かくして場所によっては数匹の犬を引き連れて歩く?・・・なんて事にもなってしまうのだが、1年ぶりに歩いてもこっちを覚えている奴もいたりして(交通事故や病気で死んじゃう奴も少なくないが)、奴らとの再会もなんとなく楽しかったりもするのだ。


時にいわゆる「狂犬」もいてこれに噛まれると後が大変だが、私はまだ遭遇していない・・・ただし「へんてこな犬?(狂犬ではない)」に挨拶代わりに「ちょこっと噛まれた」ことはある、あれは何のつもりだったのだろう?



毎度ながら「初回のギリプラダクシナ」は結構くたびれるのだが、最近は日本にいるときでも出来るだけ「裸足歩き」をやっていることもあって、以前ほどのくたびれ方ではなくなったのは誠に幸いざんす。


さてさて、明日からいよいよ「ご案内業務」開始・・・2グループ・1家族・2個人の計16名がこの10日ほど間に、ほぼ立て続けに初訪問なのざんすよん。

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