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2013年03月16日18:54

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八月のラブソング

加藤健一事務所公演の芝居を観劇に下北沢の本多劇場へ
演出はおなじみの畏友鵜山仁君です

戯曲が発表されたのは1975年、時代設定はそれより少し
前の1968年のラトビアが舞台です

加藤健一と戸田恵子の二人芝居で、主人公は60歳を
少し過ぎたくらいということで今の自分と同世代です

でも1968年当時の60台ですからね
当時の自分は青春まっさかり
「戦争を知らない」なんてノー天気に歌っていた頃です

この芝居の主人公達は、当然のことながら
戦争の傷跡を重く背負っています

なのに「戦争を知らない」なんて歌っていた自分達
この年代になってその恥ずかしさに気づきます

見ていて何度か目の前がにじみました

そのときが来なけりゃわからないのさ
それなのに「大人はわかってくれない」という子供達
わかってないのは誰なんだろうね

それを助長する物分りのいい「大人たち」にも
腹立たしさを覚える

まぁ今日の舞台はチャイコフスキーのセンチメンタルな音楽を
BGMにして何度となく涙に誘われました
そういう意味では「物分りのいい」人になっていました
今のワタシも
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