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2012年10月13日22:13

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かろうじて「遅々として進む?」

「臨在」サイト改訂第2弾として、本日「見取り図」のページに収録している地図を新しいものに入れ替え、それに伴い少々ページのレイアウトを変更した。↓

http://www.geocities.jp/ramana_mahaananda/ramanasramam-holder/mitorizu.htm


大体ラマナアシュラムというのは「不親切」なところで、初めて来訪したゲストに対しても何らオリエンテーションも案内もしてくれない(笑)・・・一応「日常スケジュール」だけは印刷したものをくれるのだが、それらの儀式などにしても「それを行う場所がどこなのか?」がよく解らなかったりするし、逆に「この施設はどういう由来のあるものなのか?」というのもやはり解りづらいのですなあ・・・。


そんなわけなので最初に来たときは、「何が何だかさっぱりわからない」有様であった。

故・柳田先生にお会いして先生に色々あれこれ教えて頂いて、ようやくラマナアシュラムの全体像というのが解ってきた・・・わけで、「臨在」サイトを立ち上げる事になった動機というのも、これからここを訪れたいと希望する信奉者の皆さんに「日本語による詳細なアシュラム案内」という情報提供の場を設けようというのがそもそもの発端なのであった。


最近ようやくアシュラムも「案内」ということにも少しづつながら力を入れ始めたようで、今回掲載した地図などもその一環であろう・・・けど、「ようやく」だからねえ・・それまでは「個人が制作した配置図」しかなかったのだからな、因みにアシュラム公式サイトの方ではまだこの地図はアップされてないのだ、つまり・・・

私のほうが仕事が速いのざんすよん、わはははははは・・・・!!!!!


もっともラマナアシュラムというのは、

「最初から計画があって建設されたのではない」

というのも一つの特色であろうかと思う。


アシュラムがこの地に出来たのは1922年、今年でちょうど90周年になるのだが、

「アシュラム創建記念日」

なるものはないのですなあ・・・・・。


簡単に経緯を紹介すると、この年の5月にラマナの母堂が亡くなったのだが、彼女は人生の最後の時期を世俗を離れ自分の息子に帰依して、スカンダアシュラムで信奉者たちと共同生活を送っていた。

で、亡くなる直前に彼女はラマナご自身の手によって「解脱」に導かれた・・・とされている。

死の直前ではあるが、彼女は「生前解脱」を果たした聖者さん・・なのである。


ヒンドゥの葬式というのは一般的に「火葬」なのであるが、聖者さんの遺体については「土葬」する不文律?があるらしく、さてそうなると母堂の亡骸も「土葬」にしなくてはならない。



ところが一方でアルナーチャラ山には古来から、「山中に遺骸を葬ってはならない」というしきたりがあるので、さて母堂の亡骸をどこへ埋葬しようか?・・・という話になり、結局当時はまだ「ただの野原」に過ぎなかった現在の「アシュラム本体敷地」にまで母堂の遺骸を運び、ここに埋葬したのである。


それが現在の「MATHRUBHUTESSWARA SHRINE マザー・シュライン(母堂のサマディ)」↓

http://www.geocities.jp/ramana_mahaananda/ramanasramam-holder/photo-holder/m-samadei.htm

であり、ラマナは毎日のようにスカンダアシュラムからここに通っていたのだが、同年12月のある日以来ここから離れなくなってしまった・・・ので結局信奉者達もこちらに降りてきてしまい、新たな共同生活の場所が作られていく・・・というのがラマナアシュラムの起源なのである。


だからそれから次々と施設が出来ていくのだが、いわば「老舗の温泉宿」みたいなもので?(本館・別館・新館・・・云々)後付で出来上がっていったわけである。

1950年にラマナが肉体を去って後も、アシュラム施設は増大を続け、本体敷地以外にも土地を寄進されたり購入したり(近年ではこの街有数の「お金持ち団体」なのである・・笑)して、「飛び地」領も多く存在し主として「新しいゲストルーム」はそれら「飛び地」領に建築されていくようになった。


まあそうはいっても結構「こじんまりした」印象の強いアシュラムではないだろうか?


さてさて、ようやく改訂第2弾作業が終了したのだが、まだまだ改定作業は続く。

そして本日、アルナーチャラのシュンヤさん(崎山綾子氏)から「真理のみ」の原稿が届いたざんす。


この「真理のみ」というのは、ラマナの直弟子で後年「北インド・ラクノウのパパジ」と呼ばれ親しまれたシュリ・プンジャジ(現在活躍中のガンガジさんの師匠である)のサットサンガでの対話の記録集(原題は「THE TRUTH IS」)の一つで、10年以上前にシュンヤさんが限定500部の私家出版として日本語翻訳されたもの。


参考までに他には御馴染み福間巌氏翻訳による「覚醒の炎」という書籍が出版されている↓

http://www.amazon.co.jp/%E8%A6%9A%E9%86%92%E3%81%AE%E7%82%8E%E2%80%95%E3%83%97%E3%83%B3%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%82%B8%E3%81%AE%E6%95%99%E3%81%88-%E3%83%87%E3%83%BC%E3%83%B4%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%BB%E3%82%B4%E3%83%83%E3%83%89%E3%83%9E%E3%83%B3/dp/4903821129


当然既に売り切れて彼女の手元にすら残っていないのだが、今回彼女が全体的に改訂した版を「臨在」サイトに掲載していこう・・・というコラボ企画が持ち上がり、その作業を進めているところなのざんすよん!!


幸いにしてワードでファイル化されたものなので「全文打ち込み」の手間は省けますな(当初はそれが懸念された・・笑)・・・こちらで簡単な校正をするのだが、誤字脱字の訂正は独断でやれるとして、用語や文章自体の変更点について詳細な説明を貰わないとならない。

それから校正稿を送ってチェックしてもらってOK!となったら、「臨在」サイトで掲載開始の運びとなるであろう。

一応「各章ごとに毎月一回連載」のスタイルの予定だが、出来ればスタートは来月下旬のディーパム聖火点火に間に合うように作業を進めたい所存ざんす。


パパジのファンで「真理のみ」を探し求めていた皆様、お楽しみにお待ち下さいませざんすよん!!


・・・とまあそんな具合で、のたりくたりとかろうじて「遅々として進む?」というのが現状ですなあ。
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