さあ、泳ごうではないか！（その１）

絵心というものが皆無の私にとって大変不思議なのは、たとえば広告の看板などに描かれる時に

「全然思ってもみない」部分から最初の筆が入る・・・ことだったりする。


一体どうして「あんなところ」から描き始めるのだろう？・・・とすごく不思議なのだが、もちろんそれは私が全くの素人だからであって、描く方にとってはもちろんちゃんと理由があるのだろう。


ところで人生において「願望実現」というのも案外それに似ていたりするわけで、いくつか「実現したい項目」があって、一応優先順位も決めたりしてあるにも拘らず、実際には妙なところから実現したりするざんすねえ・・・要するに神様にとっては全く違う「優先順位」というか段取りになっているのかもしれない（笑）


帰国してから「さあ、これをやっていかなくては！」という作業リストがあり、もちろんそれに「優先順位」もついているのだが、思ったように進まないのは基本的には私の怠惰な性格によるものが大きいのだが、妙なものから実現してしまったものがある（笑）



それは優先順位としてはかなり下位のものなのだが、「泳ぐ」ことを出来るだけ日常的習慣化出来たら良いなあ・・という願望である。


海無し埼玉県に住むからには、泳ごうとなったらプールということになる・・・東京に出たときは千駄ヶ谷の東京体育館の５０ｍプールで泳いだりしているのだが、さすがにこれは毎日というわけには行かないし、今年は「大改修工事実施中」でなんと来年３月一杯プールが使えないのだ。


まあ幸いな事に酷暑だった今年の夏をアルナーチャラで快適に過ごす事が出来て、「暑いから泳ぎに行きたい！」というようなことにはならなかったが、さて帰国してみるとやはり何だか欲求不満なのですなあ（笑）


別に「泳ぐのが大好き！」というわけではないのだが、一つには「身体の錬度維持向上」を念頭に置いた場合、下半身の鍛錬という点では、「５キロの裸足ウォーキング」というのがある。アルナーチャラにおけるギリプラダクシナをやってきたばかりの身上では、「裸足で歩く」なんてのは朝飯前ざんすからね。


もっとも日本にいる限りさすがに冬場は無理なのだが、まあそれはそれとして私の場合もう一つの課題として「心肺能力の向上」というのがある・・・・


まあこれは７年前の「刃傷事件」で左肺を損傷して以来の課題ではあるのだ、加齢も影響しているのだろうが事件以来どうしても「すぐに息切れ」するようになってしまった・・・ちょっと派手に？動くと「ひいはあどきどき」になってしまうのざんすよ（笑）

もっともそれで日常生活上に支障があるわけではないのだが、例えばラフターヨガを指導していて説明の途中で息切れしてくるのは情けないし、４月の身体詩劇公演でも１９歳〜２０代前半の若者たちに混じって「どたばた走り回る」のに相当苦労したので、やはりもうちょっとどうにかならんものかなあ？・・・と常々思っているのである。


一番手っ取り早いのは「走る」ことなのだが、生来の怠け者である私は「走るのは苦手」なのだ。

・・・となると「泳ぐ」のが望ましいわけざんすよん！！

私は子供の頃から「運動音痴」なので学校の体育の時間なんてのは「単に恥をかく時間」に過ぎなかったからおよそスポーツなんぞ自分からやったことはないのだが、どういうわけか「泳ぐ」のだけは唯一「人並み」に出来たのですなあ・・・

しかも青年時代には海上自衛隊にいたので、最初の教育訓練期間（５ヶ月間）は「ほぼ毎日」スパルタ的に泳がされていたからねえ（もちろん走ったりなんだりも然り、お見事な体育会系世界だった）。

だからそれから３０年以上経過した現在であっても、「毎日走れ！」というのは御免被るが「毎日泳げ！」なら全くノープロブレムなのざんすよん！！


とはいえ「泳ぐ」となると「どこで？」というのが最大の問題である。

一番望ましいのは「公営で料金が安いプール」なのだが、残念ながら鴻巣近辺にはない（昔はあったが予算削減のため閉鎖された・・・最近まで施設自体は残っていたがいつの間にか解体されてしまった）。

夏季には公立学校のプール開放もあるようだが、当然夏季限定。


となると鴻巣駅前にあるフィットネスクラブのプールしかないのだが、残念ながら「ビジター制度」はないので、会員にならねばならないのだが、これがやはりお値段が高いのですなあ・・・競合業者が無い殿様商売なので月会費が７千円弱もかかるのだ・・さすがにこれは私の懐事情では無理がある。


そんなわけでこの「泳ぐ事の日常生活習慣化」は実現可能性は極めて低いだろう・・・と思ったのだが、思わぬところにお手ごろな施設があったのだ。↓


http://www.ascc.jp/wsc/


例によって次回に続く・・・