昨日は足立区、今日は墨田区に行ってきました
すみだトリフォニーホールでアマチュア・オーケストラ
俊友会管弦楽団の定期演奏会
堤俊作氏の指揮による(俊友会の名の由来です)オーケストラですが
アマチュアとは言ってもいつも意欲的なプログラミングで
(かつてグレの歌やトゥランガリラ交響曲なんかも演奏している)
今回はサクソフォン奏者須川展也氏をソリストに迎えて
氏が委嘱した現代イギリスの作曲家グレグソンによる
サクソフォン協奏曲を演奏しました
開演前にはロビーで石巻市民交響楽団の管楽器奏者による
演奏がありました
このたびの震災で練習場所も演奏会場も楽器もそして
家族すらも失った団員もいますが
復興を願っての演奏に胸を打たれました
本番のプログラムはまずブラームスの交響曲第2番
いきなりシンフォニーから始めるコンサートも珍しい
ブラ2は大好きな曲なので、
アマチュアなるが故の音色(キズあり)も気になりません
終楽章はいつものことながら胸が熱くなる
続くサクソフォン協奏曲はもちろん初めて聞く曲ですが
現代作品(2006年初演)とはいいながら、前衛的ではなく
バーンスタインのウェストサイド物語シンフォニック・ダンス
みたいな、Jazzの要素もあるとても聞きやすい曲でした
この曲の後、須川氏のアンコールは無伴奏で
スコットランド民謡「美しいドゥーン河の岸辺」
Saxの音色は本当に心に沁みます
いつもはバンドでフュージョンサウンドとして聞いてますが
こんなのもいいものです-
ラストステージはラヴェルのボレロ
須川氏も楽団の一員となって演奏してました
こんな風に昨日今日と
胸いっぱいに満たされる連休を過ごしております
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