どーも、いつもお世話になってます…　RYTHEMさん at 川崎　（12/10 In Store Domo Tour）

先週末から今週始めにかけて、ノ●ウイルスとやらでダウンしまして、ようやく復活…。ということで、1週遅れのレポートでございますm(__)m。あ、これに参戦した日は、まだなんともなかったのです。


さて、先日、来年2月末での解散が発表されたRYTHEMさん。しかし、最後こそは…という心意気か、精力的に残りの期間を活動されているようです。この日（10日金曜日）は、リリースされたばかりのラストアルバム、その名も「リズム」を引っ提げて、東名阪のインストアイベントの初日なのであります。舞台は、お二人の地元川崎。そして、川崎でのこの二人のイベントと言えばここ、というくらいの、ラゾーナ川崎の屋外ステージであります。



確かにリリースイベントと言えば、その通り。しかし、"In Store Domo Tour"と、タイトルまで付きますと、やはり雰囲気も高揚します。いや、インストアイベントが”ツアー”になってしまうのも、いかにもRYTHEMさんらしいところ。一時期は”1万人握手キャンペーン”と称し、ほぼ毎週、どこかでライブをしていたお二人には、路上ライブにも近いスタイルは、むしろ自然な流れなのかもしれません。


週末とはいえ、平日のまだ17時前にも関わらず、開演前にはすでに黒山の人だかりであります。さすが地元だけあって、やはり入りも多いです。多少の前振りのあと、RYTHEMのお二人が登場。17時からの1回目は、デビュー曲「ハルモニア」と、出世作「万華鏡キラキラ」と続きます。

1回目のラストは、最新シングルでもある「A flower」。YUIさんからYUKAさんへの感謝の気持ちがモチーフということで、やはりじーんとこみあげるものがたくさん詰まった1曲になっています。ミディアムテンポの曲に、この二人のハモりが絡むと、本当に”一幅の絵”といった雰囲気にさえなるのです。

普段のインストアよりも短めの4曲で、1回目は終了。そのあと、握手会に。前日までは仙台出張だったため、ささやかなお土産（お揃いのマスコットストラップ）とともにひとことふたこと。もう4年半くらい見てきていますと、ほぼ会話は”世間話”状態。それで通じてしまうのもすごいところですもっとも、これは一応三十路そろそろ終わり近い社会人だから言えることでもあり(笑)、女子高生ファンの中には、やはり泣いちゃう人もいたみたい。


2回目は19時から。勤め帰りの人も加わり、人だかりはもっと多くなっていました。セットリストはガラッと変わり、久しぶりの「ホウキ雲」、「首すじライン」が加わっていました。このあたりの気遣い方も、大変細やかです。

そして、これもまた、RYTHEMさんらしいところを感じるのが、インストアでありながら、アンコールがあること自然とコールが沸き上がり、そしてそのとおり1曲おまけがついてくるさまは、そのままライブ会場を切り取って持ってきたかのようなところがあります。アンコールには、箱ライブで”締めの一曲”として使われる「三日月ラプソディ」。掛け合いに始まり、１、２の３と盛り上がって、楽しく締める、そして背中を押してくれるアップテンポな1曲でもあります。


すべてが終わったのは20時過ぎ。オーラスまで居残る人が多いのも、この二人ならでは。もちろん、私も最後まで見届けたのち、インストアでは恐らく最後となるお見送りをしてきたのでした。


本当にあと2ヶ月半だけという感ありありのこの日の雰囲気。なんだか本当に（解散は）どっきりでしたぁ、であってほしいなぁ…という感情はしまいこみつつも、やはりこうしてみると、この二人だからこそ作られる独特の空気を、改めて感じました。来年3月以降も、時々は二人一緒のパフォーマンスがあるのかな、と、この夜も淡い期待を抱いたのでした。