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昨日は、オホーツク・知床出張から夜釧路へ帰ってきた。
台風20号が来ていたから、水揚げなど期待していなかったが、釧路のまちにとりあえず飲みに出た。
釧路フィッシャーマンズワーフMOO2階の「港の屋台」の刺身居酒屋「ブぅ〜」へ。
念のため聞いてみる、「まさかサンマなんかないよね?」。
すると、思いがけない返事、「それが、2本か3本あるんですよ」。
台風を避けたのか、南下したはずのサンマの群れの一部が最北上してきて、前日釧路で水揚げがあったのだと言う。
ただ、「脂は抜けてますよ」とのこと。
オホーツク出張に行っている間に今年の北海道でのサンマの水揚げは終了してしまうんじゃないかと観念していたから、この際脂乗りが悪かろうが何だろうが、釧路水揚げの生臭くないサンマがあるなら、それで十分だ。
貴重な新鮮なサンマだから、まずは1匹を半分ずつガリ巻と握り寿司にしてもらう。
なるほど、台風の荒波に抵抗して体力を消耗したんだろう、シーズン始め頃のサンマみたいに脂が全然乗ってない。
それでも、鮮度だけは抜群だ。
1ヵ月前のサンマと比べたら格段に味は落ちるが、鮮度だけは抜群で、青魚としてはおいしく、これはこれでかなりイケる。
脂が乗ってたら、もっといいのは当然としても、やっぱりサンマは旨いのだ。
これで「'09さんま91.5」になった。
よしっ、次もサンマにしよう。
1匹を半身ずつ、しゃぶしゃぶとたたきの軍艦巻にしてもらおう。
しゃぶしゃぶはいつもの通りおいしい。
たたきの軍艦巻を頼むのは初めてだったが、最初に食べたガリ巻よりシャリの量が少ないから、口の中にサンマと海苔の風味が広がって、これも旨い。
これで「'09さんま92.5」になった。
サンマ料理を4品、2匹食べたが、先ほどお代わりした酒がかなり残っている。
何かアテが欲しい。
念のため「これで今日はサンマは全部食べちゃったのかな?」と聞いてみたら、「あと1本だけあります」との返事。
これはラッキー。
それなら、今シーズン最後になるかも知れないが、久しぶりのさんまづくしにするしかないだろう。
最後の1匹でなめろうを作ってもらって、半分は生でそのまま、残りの半分はアルミホイルに包んで軽く炙ってもらい、「さんが焼き」にしていただこう。
もう来年まで食べられないかと思っていたなめろう&さんが焼き、再び食べることができて大感激である。
これでお店のサンマを食べ尽くし、「'09さんま93.5」になった。
台風のおかげなのか、まださんまづくしで一杯やることができた。
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