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21日は、翌日の東京出張に向かうため、午後から普通列車で札幌へ移動した。
札幌到着は23:14と遅く、途中で夕食を食べに出る時間はなかった。
そこで、途中の池田で駅弁を買っておいて、移動の途中の車内で食べることにした。
池田の駅弁は、駅弁と言うのに駅で売っていない。
お釣りのないように、お金をぴったり用意して、事前に駅弁業者に連絡して乗っている列車の池田到着の時刻を伝えると、改札口まで持ってきてくれ、受け渡しするスタイルだ。
(停車時間が短い特急列車の場合は、3号車のドアまで持ってきてくれる)
今回注文したのは、「十勝牛のワイン漬ステーキ辨當(1050円)」だ。
池田町には町営のワイン工場があって、ワインと牛肉が名産の町である。
その十勝牛のサガリ肉をワインに漬け込んで、ミディアムレア状態に炙ったステーキがメインの駅弁だ。
このサガリステーキが、柔らかくておいしい。
牛肉の駅弁は全国各地にあるが、こと肉のおいしさに関しては一番旨い駅弁だと思う。
ステーキは2段になって詰められており、量も十分だ。
1050円で幸せが買える。
ただ、折り箱には、旅情をそそる列車の絵が描いてあるのはいいのだが、牽引している機関車はパンタグラフのついた電気機関車である。
池田を通る根室線は電化されていないので、電気機関車は絶対に通らないのだが…
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