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2009年10月18日07:21

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十勝・帯広B級グルメ、黒い豚丼

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連休最終日、12日は、帯広に夕方まで滞在したから、夕食も帯広で食べて帰ることにした。

普段、豚丼にはあまりソソられないボクだが、黒くて苦い豚丼が名物の店がある、と聞いて、気になっていた。

よしっ、それを食べてみよう。

黒くて苦い豚丼を出すという「鶴橋」に着き、メニューを見ると、見事に豚丼しかない(豚丼以外にあるのは味噌汁だけ)。

カウンターに座り、豚丼(850円)と豆腐の味噌汁(100円)を注文(なめこの味噌汁は150円)。

カウンターから、豚丼を作っている様子が見える。

薄めの豚肉をソテーして、そこにドロッとした黒い液体を並々と注ぐ。

沸騰したら砂糖と白胡椒を投入して、かきまぜながら再び沸騰したら火から下ろす。

黒い液体にまみれた豚肉をご飯の上に並べて、グリーンピースを乗せて完成。

さあ、どんな味がするんだろう?

肉の厚みは薄く、それだけでも一般的な分厚い肉の豚丼とは一線を画している。
フォト
それが真っ黒なんだから、どんな味がするのか想像がつかない。

まずは豚肉をひと口かじってみる。

薄いのに、柔らかくはなく、結構歯ごたえがある。

味は、甘いがほろ苦い。

黒いのはソースではなかった。

たぶんカラメルだ。

きっと、それが焦げて苦いに違いない。

コーラを煮詰めたらこんな味になるんだろうか?

やったことがないから分からないが、独特の苦みとコクがある。

煮詰められたカラメルの粘りで肉が固くなっているようだ。

非常に特徴的な、くどいくらいの味の豚丼だ。

これが先代から受け継がれた名物豚丼の味なのか。

強烈だが、なかなかイケるじゃないか。

そして、豆腐の味噌汁に入っている豆腐までも独特で、ワンタン状で薄っぺらい豆腐だ。
フォトフォト
これも珍しい。

創業86年と言う「鶴橋」、こりゃ名物になるは。

思わず納得したのであった。
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