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2009年05月23日20:28

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「喜ばしき全体性としての・・・」

マレーシアのクアラルンプルに昨日到着した。

ここは7年ぶり2度目であるが、前回もわずか3日しかいなかったこともあって全然馴染みがない・・ので、宿に辿り着くまでが少々まごまごしてしまった・・今回も2泊のみで明日にはペナンへ移動する。


ということでティルタガンガでの話の続き。


そもそもヨーガのレッスンだというのに、何でまた「至福のお神楽」を舞う!なんてことを考えているのか?

左様、一般的なヨーガアーサナというのは「身体感覚」を通じて自己の内側に深く沈潜していく行為である・・・と私は捉えている。

実際継続的にアーサナを練習していくと、ある種の「至福感」を感じられるようになるのである。その至福感が「大いなる至福・・・ただ『在る』だけの至福」そのものであるとは言えないまでも、少なくとも「これをもっと深化していく」とそういうものに近づくのかも?・・といった実感は得られる。

いうなればこれは、神道的に表現すれば「にぎみたま」への「たましずめ」的な営為であるといってもそんなに間違ってはいないだろう。


でまあ、伝統的なインド的霊性ということでは「それだけで充分」ということにもなるのだろうが、我々はその「インド的霊性」という様式とぴったり整合するような社会に生きているわけではない。

確かに「アドヴァイタ・ヴェータンダ」の見地に従えば(ラマナの教えもインド哲学的にはこの範疇に属する)、この現象世界はマーヤー(幻)に過ぎない・・わけでジュニャーナはそれを超越した境地であり、ヨーガの究極的な目標はその境地への「解脱」、いわゆる「悟りの境地」に至る!ということになるのだが、


私は何度も書いているけども、そういうことは「特化した業界関係者」向けなのであって、基本的に我々は

幻だろうが夢であろうが、この「身体的存在」でもって現象世界を生きていかねばならない・・のである。

そして確かに幻であって実体はない!・・にしても、そういう「リアリティ」として世界はそこにあるのである。

私たちはそこの中で生きていくわけである・・・であるならば、どうせなら楽しくワクワクイキイキと生きていかなきゃ馬鹿馬鹿しいじゃないか!!


ではどうやったらその「ワクワクイキイキ」を実感していけるのか?

ということを考えると、アーサナの方向性とは反対のエネルギーの流れの活性化・・というものも必要なのではないだろうか?


これは神道的には、「あらまたま」のための「みたまふり」ということにもなるざんすね・・・まあ簡単に言えば「お祭り」、お神輿でも何でもいいけど、ああいう感じの「エネルギー解放」なのですな。

要するに「お気楽脳天気ヨーガ・ワークショップ」とはそういう目的を志向しているのざんすね!


現代社会は凄まじい「ストレス社会」であり、我々はほとんど「強迫神経症」的な生活を強いられている・・・ことは明白である。


アーサナによって(個人的にはその前に「ほぐし&はらい」による揺さぶりが必要だと感じる)、本然的な身体と精神状態を回復する試みと同時に、そこから逆に「新たなる地平」を切り開いていくためのエネルギーを開放していくこと。


このことが現代における「ヨーガ」というものの意義ではないか?


私自身の「霊的使命」は、ラマナ=アルナーチャラの「比類なき恩寵と臨在」ということの「福音の伝道」であると自覚しているのだが、同時にその源泉から無限に湧き出でてくる「お気楽脳天気エネルギー」を、

「エゴの呪縛から自己を解放する」ワークショップとして展開していく

というのが、この現象世界における私のリアリティとして生業としていくのだ・・・というのが今回の長旅での一つの決意と自覚である。

そういうことで帰国後に「ヤマトアンナマライ」は活動を再開するのだが、そのメインテーマは、

「喜ばしき全体性としての(それを回復するための)ヨーガ」

なのざんすよん!!

とうわけで皆様乞うご期待!!

・・・ええと、もちろん参加に当たっては、

「たんまりと」お志をお願いするざんすよん!!わははははは・・・・

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