久々にアシュラムの本屋さんに寄ってみたら、日本で再販され始めたラマナ関連書籍「あるがままに」↓
http://mixi.jp/view_item.pl?id=363794
が入荷されていた。お値段を聞いたら400ルピー(約800円)との事・・・・日本で購入すると税込み2900円なので、当地で購入するとべら棒に安いざんすよん!!・・・買い占めて「闇ブローカー」でも始めようかしらん?(爆)
でまあ今日は朝から大変気分が良くて、お昼ご飯を待ちながらぼんやり御山を眺めていたら例の至福感が忍び寄ってきてしまい、何だか涙まで出てくる(笑)
当地滞在もまだあと1ヶ月残っているし、考えてみれば今回全然「ラマナの教え」に関する書籍を持って来なかったので(まあ、アルナーチャラを目前にして「本を読む必要があるのか?」という感覚もある)、ふと折角だからこの再販された「あるがままに」を読んでみるかな?・・・という気持ちになって早速購入した。
それで実はこの再販版には新たに「私は誰か?」が併録されている!!・・・というのがなかなかのポイントざんすねえ。
「私は誰か?」というのは、ラマナの最初の著作?である・・・当地に来て5年ほど経った22歳の時、先日の日記で私が転寝をしていたヴィルパクシャ・ケーヴに住み始めた頃のものだそうな。
訪れたある信奉者の霊的な質問に対して、若きラマナはその回答を砂の上に指で書き、それを手でかき消すとまた次の回答を書く・・という形で進められた「沈黙の会話」を、この信奉者は記憶しておいて家に帰ってからノートに記録した。
そしてそれから20年後に、その記録は出版されラマナご自身がこの質疑応答集を検分して編集され直したものが、現在独立した小冊子となっている・・・のだそうで、彼自身が自分の教えを理解するには「これを読むだけで充分だ」と勧めていた・・・らしい。
ということもあって「私は誰か」は現在にあっても、ラマナの教えの「精髄中の精髄」とされて各国語に翻訳されて広く流布している・・・日本語訳としてはこれまでに、
「ラマナマハリシの教え」に収録された山尾さんのものと、「ラマナマハルシの言葉」に収録された柳田先生のもの・・・の2種類があるのだが、今回は福間さんによる新訳との事・・・前2者と読み比べてみるの面白いかもしれないざんすねえ。
さてさて、それで実はこの「私は誰か?」の問答の最初の方で大変ユニークな回答をラマナがされているのだが、皆さんご存知であろうか?
冒頭「私とは誰でしょうか?」という問いに対して、
>>>・・・・5つの能動的な器官である言語器官、運動器官、認識器官、排泄器官、生殖器官は、それぞれ話すこと、動くこと、理解すること、排泄すること、楽しむことという働きをするが私はそれらではない。・・・・<<<<
つまりラマナは、「生殖器官」についてその働きとは「楽しむこと」・・・という認識を示されているのざんすよ。
我々の感覚では、インドの聖者さんなのだから例えばこの場合なら、「子孫を残すこと」とか言う辺りの表現を予想するざんしょ?(笑)
私は大変不真面目でブラフマチャリア(禁欲戒)なんぞは自分に課していないのでこのお言葉は「大変ありがたい」のであった(爆)
こういうことを書くと真面目な人は怒ったりするのだが、お釈迦様にしたって、
「出家される前にはおそらく宮廷の若いおねーちゃんたちと散々やりまくっていたのではないか?」
という疑問は否定されえないわけで(笑)、
そりゃそれだけやりまったら、「セックスは空しいから禁欲しなさい・・・」と言えるだろうけどさあ・・それだったら私だってお釈迦様のように「先にさんざんやりまくってから・・」修行したって良いざんしょ?(爆)
ぬあんて言ったって、そこらへんをお釈迦様に文句を言われる筋合じゃないざんすよん・・・大体仏教徒じゃないしさ。
と言うわけで私はこの地にあって「性欲旺盛」であったにしても、そのことそれ自体には全く困ったり悩む必要すらないのだ!!(爆)
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