できましたｾﾞｪｾﾞｪｾﾞｪｾﾞｪｾﾞｪ…
とりあえず歌詞ですｾﾞｪｾﾞｪｾﾞｪｾﾞｪｾﾞｪ…
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行徳まないた節
生きてる？バカガイ もうすぐ消えるの？
バカジャコはもうな 跡形もなく消えたよ、な。
イザリウオだの アホウドリまでが
傷つくそうだな そんなはずないと思う、ぜ。
バカでいいだろう バカとして生きる
ポカンと口あけ バカガイぼんやりそら眺めてる、ぜ。
逃げようとして カラにベロはさむ
貝殻貧弱 ふちは欠けてギザギザだ、が。
刺身てんぷら 行徳青柳
浜風吹くだろ おいらバカでも平気さ泥ぬた上等だ、ぜ！
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えっと、ｺﾚについてはアレンジがまだできてないそうなのでデモは保留します。
そのかわりに、バカガイについてまいどくだらない話を一席(^^
いやー、いまさかいくんと電話してたら、
「バカガイってホッキガイのこと？」と訊かれますた。どびっくり。
ホッキガイ（北寄貝）は「北風に押されて砂浜に寄ってくる貝」ていう意味で
おそらくは砂浜でバカみたいに採れるからバカ貝なのだろうということは予想できます。
地元的にはそれでオッケーなんですが、ただ標準和名でいうとホッキは「ウバガイ」です。
バカガイ科ではあるのですが、似ても似つかない。多分たまたまバカガイと呼んだのね(^^
関東でいうバカガイ（標準和名でもバカガイ）は、俗にいう「アオヤギ」のことです。
流通的には、
生きてる丸の状態を「バカガイ」あるいは「カラヤギ」
むき身の状態を「アオヤギ」ないし「ヤギ」
足の部分だけを「舌切」
貝柱だけを「小柱」といいます。
少し前までは貝柱の大きい方を「オオボシ」、小さい方を「コボシ」と呼んだようですが
６年間市場ではたらいて、その名は聞いたことがないです。どうやら滅んだっぽい。
ところで、ちょうど２年前に、魚関係の学会が
「標準和名には差別的表現が多いので名前を変える」ていうことを言いだしまして
結果として９個の部位呼称と３２の和名が消えました。
ほぼ半分が「イザリウオ」関連で、変更後は「イザリ」が「カエルアンコウ」に代入され
すっげーいろんな意味で間違ってる、と思う今日このごろであります(^^;
そこらへん関係のリンク：
差別用語を含む魚の和名が改名へ。：
http://ameblo.jp/oldworld/entry-10024966146.html
ある編集者の気になるノート：
http://aruhenshu.exblog.jp/5263078/
アホバカ禁止！：
http://mikihito.hamazo.tv/e1098280.html
幸いにしてバカガイは（魚じゃなかったんで）パージをまぬかれました(^^;
でもね、バカガイは、見ればすぐ誰でも思うと思うんですが、じつに「バカっぽい」（笑
・バカみたいに口を開けてる
・ベロをだらーんと出している
・捕まえようとすると、貝のくせに走って逃げようとする
・カラを閉じると、まちがって自分でベロをはさむ
・殻が貧弱でフチとかぼろぼろでうまく合わさらない
・バカみたいに採れる
・バカ美味い(^^)v
…以上の理由から「バカガイ」という呼称が正しいと思いますし、
これだけの根拠を出しても教条的に「バカを笑っちゃいけない」という方に対しては
言葉の専門家の立場からだんこ論破しますのでかかってきなさい(^^
江戸は庶民文明なので口語的には「わるくち」の地位が高いのです。
「バカでもチョンでも」が差別語でないことについては前述しましたが、
バカもアホもトンマもマヌケも、いわば愛称なんですよ。名古屋だったらタワケも。
実際に子どもに「アホ！」ていうと、むっちゃ喜びますよ。そういうことなんですよ。
アグリーなものとともにある生活感覚を保って生きていきましょうよ。
「バカっていっちゃいけません」とか学校で教えないで欲しいんだよなあ。
「バカは学校から追い出しちゃいけません」ていうことなら教えるべきだけど。
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