アレクシアの娘のブルーデンスのお風呂の日は、アケルダマ卿の屋敷の苦難の日でもあった。
ブルーデンスはお風呂が大嫌いなのだ。
その日はアレクシアがパトロンであるアイビィの劇団の舞台を観に行く予定であり、それに間に合うようになんとかブルーデンスをお風呂に入れなければならない。
などと慌ただしい日々を送るアレクシアのところに、吸血鬼女王ナデスディ伯爵夫人からの呼び出しが。
行ってみるとナダスディは、世界最高齢の吸血鬼女王がアレクシアとブルーデンスをエジプトに招待しているという驚きの事実を告げ・・・。
相変わらずのドタバタ展開だが、今回はシリーズ完結編ということもあり、様々な要素に大きな変化が加わり、なかなか面白かった。
まさかあの人が?みたいなのがてんこ盛り(笑)
しかしなにしろ主人公アレクシアが物事に動じないたちなので(本作では流石の彼女も自分を失うような展開もあるが)、いつものようにまあまあ安心して読める。
そこが利点でもあり、欠点でもあるような気もするが。
とりあえずシリーズを通して退屈せずに読める佳作だと思う。
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