を読んだ。エドモンド・ハミルトン著/野田昌宏訳
水星はその惑星の小ささが祟り、大気が少しずつだが宇宙へ放出されていた。
そこを大気製造機で補っていたのだが、もはや燃料が枯渇し、水星人はガニメデに移住せざるを得ない状況に陥っていた。
キャプテン・フューチャーは水星の大気を取り戻して維持するためには銀河系の中心にある「物質生成の場」の謎を解き明かすしか無いと確信し、銀河中心へ旅立った・・・。
とうとう太陽系を飛び出したキャプテン・フューチャー。
しかしキャプテン・フューチャーにかかれば、太陽系外への旅など、時間旅行と同じく「先日作りかけていたシステム」にちょいと手をかければ成し遂げられるのだ(笑)
ちうかこの世界には「光速の壁」は存在しないらしい。著作時には相対性理論はもう発表されていた筈だが・・・。
まあそんなことはさておき(笑)、今回は目的の方がまた超光速航行など手段に過ぎないのが納得できるほどの大物「無から物質を生み出す秘宝」なのである。
それが銀河系の中心に存在しているのだ。気のせいか銀河系の中心にはブラックホールがあったような気もするが、そんなことは考えてはいけない(笑)
なにしろ今回は今までにない大風呂敷なので、ツッコミどころもダイナミックなものがてんこ盛りである。
例えば光速の数千倍の速度で進みながら、迫ってくる小惑星を目視で回避するフューチャーとか(笑)
しかし物語も佳境に差し掛かると、ロマンあふれる展開を見せ、いい感じに盛り上がるのだから流石である。
また本作では久しぶりに「生きている脳」サイモンの孤独な活躍シーンが楽しめる。
ちょっと「火星のチェス人間」のカルデーンを思い出してしまったのは秘密である(笑)
しかしそれにしても・・・・・・・
ここまでやっちゃってまだ続きが書けるというのが逆にすごい(笑)
それはそうと、巻末の野田元帥の冒険記(?)で、次巻のネタバレを壮大に繰り広げるのはやめてほしかった。
この人そういうの多いよね(汗)
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