mixiユーザー(id:462499)

2021年07月14日22:30

69 view

密造人の娘

を読んだ。
 マーガレット・マロン著。高橋素子訳。
アメリカ探偵作家クラブ賞を始めとして、数々の賞を総なめにしたミステリ。
 水車小屋の中で発見されたのは、頭を撃ち抜かれた若い女性と、瀕死の彼女の赤ん坊だった。
それから18年。
生き残った赤ん坊、ジェドは未だに解決されない母親が死んだ事件の真相を知りたがり、判事の選挙を間近に控える弁護士デボラ・ノットに調査を依頼した。
彼女のベビーシッターでもあったデボラは断りきれずに多忙の中、聞き込みを開始するが・・・。
 まずいきなり公判のシーンで怒涛のような登場人物に圧倒され、その後も血縁関係が複雑に絡み合った田舎ならではの登場人物の洪水に「オルドーンの剣」状態になりかけるが(汗)、一応1990年のアメリカが舞台ということで、少なくとも人物以外の名詞のほとんどは理解できたので、なんとかドロップアウトせずに読み続けることができた(と言いつつ聞いたことのない名詞はその都度ググったりした(笑))。
この作品はミステリなのは間違いないのだが、その謎解きよりもアメリカ南部の田舎町の雰囲気を伝えるのがメインという感じで、そういう意味では十分に楽しめたと思う。
また主人公デボラの父は密造酒を作っていた過去を持つ影の実力者といった存在なのだが、彼の存在感は素晴らしく全登場人物の中でも飛び抜けていて、なんだかガンバスターみたいだと思った(笑)
ただし最初に書いたとおり登場人物の洪水に危なく押し流されそうになり、最後まで「こいつ誰だった?」という疑問を繰り返していた化夢宇留仁は、まだまだこういう作品を読むには経験不足だと思い知らされた気がした。
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2021年07月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の日記

もっと見る