垣内美雨さんの本が好きです。
共感ポイントありまくりだから
3年前には「老後の資金がありません」という本を読んで日記を書いています。
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2023年09月19日の日記
「本「老後の資金がありません」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1985951882&owner_id=4792539
記憶力の悪い私は、以前も読んだのだけど、すっかり忘れているようで(笑)
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2019年06月19日の日記
「本「老後の資金がありません」」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1971947201&owner_id=4792539
7年前には『夫の墓には入りません』について。
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2019年3月19日の日記
「小説『夫の墓には入りません』」
https://mixi.jp/view_diary.pl?id=1970795028&owner_id=4792539
どの本も共感の嵐。
今回は
「もう別れてもいいですか」という本を読みました。
あらすじはこう。
(ネットから引用)
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主人公の小山澄子(58歳)は、高圧的で横暴な夫・孝男から「誰のおかげでメシが喰えているんだ」といった長年のモラハラを受け、息を潜めるように暮らしてきました。
子どもたちが独立し、「残りの人生もこの夫と過ごすのか」という強い絶望感を抱いた澄子は、ついに離婚を決意します。
しかし、田舎町の狭い世間体、職歴のない50代後半という年齢、そして経済的な不安が大きな壁として立ちはだかります。
さらに、無収入の専業主婦に対しては弁護士費用や生活費の確保も容易ではありません。そんな中、澄子は同じように夫婦関係に悩む友人たちや弁護士との出会いを通じ、少しずつ社会とのつながりを取り戻していきます。
パートに出て自ら収入を得る一歩を踏み出し、モラハラ夫の支配から脱却するための準備を進めていくことになります。
この小説、アラフィフ&アラカンのココロに刺さります。
夢中になって読み切ってしまいました。
最後の2ページちょっとのところがココロにじーんと来ました。
主人公が友達美佐緒にあてた手紙。
引用します。
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——美佐緒へ。
今までアドバイスありがとう。
離婚は自分にとって不幸を意味するものではなく、再生させてくれるものでした。誰にも支配されない暮らしの素晴らしさは想像以上だったよ。
家の中に夫がいる。その存在の重苦しさを、別れてからあらためて思い知りました。今は心も体も身軽で自由になったよ。
別居と離婚は全然違うね。実家の母と暮らしていたときも、夫の気配がなくて爽快な気分だと思ったけれど、離婚後の晴れやかさとは比べようもない。
あんなにも気難しくて、偉そうで、食べ物の好き嫌いが激しくて、自分以外は全部バカだと思っているような男と、よくも三十年以上も暮らしてきたもんだと思う。
常に厚い雨雲が垂れこめていたような重苦しい結婚生活だった。
婚姻届の紙一枚にこんなにも長期にわたって縛られてきたなんてね。
そこから脱出することが、どうしてこんなに難しかったんだろう。
今となっては、それが不思議でなりません。
もっと早く別れればよかったよ。
あんな生活にひたすら耐え、人生を無駄に消費してしまった。
人生の貴重な時間だけじゃなくて、健全な精神までをも。
今思えば、子供の年齢に関係なく、つまりね、子供たちが幼かったときでも、一歩踏み出そうと思えばできたと思うし、そうすべきだった。
なぜそうしなかったのか。
それはきっと、当時は人生の短さが実感できていなかったし、周りの目を気にして、自分自身を大切にするという最も肝心(かんじん)なことが心の中に育っていなかったからだと思う。
いつも偉そうに妻を抑圧するくせに、日常生活では幼い子供のように妻に世話を焼かれて当然と思っているゲス野郎がいない暮らしは、口では言い表せないくらいハッピーです。
高校時代の自分をやっと取り戻せたよ。
夫というのは自分の人生を気兼ねなく生きるけど、妻は自分を殺して、夫に気兼ねして生きていかなきゃならない。
年に数度、洗濯物をとり込んでくれるくらいのことにも何度も礼を言いに、負い目さえ感じたのが今では信じられないです。
結婚は、多くの妻にとって悲劇の始まりだ。
とはいえ、今や夫に対する憎悪はなぜか消えてしまいました。
それどころか感謝すらしている。
長い結婚生活を経たからこそ、たくさんの知恵がつき賢くなったのも事実だし、忍耐や苦渋や屈辱は、今の私の力や自信にも繋がっている。まっ、感謝なんていうのは皮肉だけれどね。
それと、自分の中から甘えが消えた気がする。
それまで夫に甘えていたとは思ってもみなかったので、少し驚いたし悔しい。
だけどそれはたぶん、相手が夫でも実家の母でも誰かしら同居人がいると、普段は意識しなくても、いざとなれば頼れると錯覚していただけのこと。
今は正真正銘の一人暮らしだから、本当にしっかりせねばと思うようになった。だからこそ、柄にもなく誰彼構わず愛想よくして、感じのいい人になろうと努力するようになったんだと思う。
町の噂や人の目は、思っていたほど気にならない。だって、人生の残り時間が少なくなった今、楽しんだ者勝ちだと本気で思うから。
どうせ人間みんないつか死ぬんだしね。もしも離婚せず、あのままの生活を死ぬまで続けていたらと想像するとゾッとします。
約束通り、来週は東京へ遊びにいきます。安いホテルも予約したし、格安航空券も手に入れました。
人生短いんだから楽しまないとね。
最後にひとこと。
離婚は私の勲章です。
なんか文句ある?
(ア)
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