東混ゾリステン ミントゥコンサート
日時 2026年7月4日(土)15:00
会場 富山県小矢部市 クロスランドおやべ ミントゥホール
東混ゾリステン(8名)
日本叙情歌曲集、世界の合唱曲、東混ソロの世界
東混フレンズミントゥ合唱団(公募・混声56名)
「見上げてごらん夜の星を」(編曲:信長貴富)
「群青」
砺波市立出町小学校(22名)
「どっきんせみさん」(2026年NHK全国学校音楽コンクール小学校の部課題曲)
主催はオフィスミズカミ。富山県砺波市にある建築会社ミズカミの創立98周年を記念して企画されたコンサートである。「ミントゥ」は同社のブランド名だ。会場のミントゥホールは300席ほどの小ホールだが、響きがとてもよい。今年11月の第10回門下生コンサートでも歌う予定である。ただ、金沢市から約25km離れているため、集客にはやや苦労するかもしれない。
このコンサートには合唱団OEK富山のメンバーが多く出演していることもあり、畑仕事を終えて妻と出かけた。
東京混声合唱団のメンバーは、さすがである。一人ひとりが第一線で活躍するプロの声楽家だけあって、それぞれの歌唱力はもちろん、アンサンブルの完成度が非常に高い。さらに、そのメンバーが加わった合同演奏では、「見上げてごらん夜の星を」と「群青」という編曲も難しい作品を、近藤洋平(声楽家テノール)さんの指揮のもと、わずか3〜4回の合同練習とは思えないほど見事に仕上げていた。毎年NHK全国学校音楽コンクールで上位に入る砺波市立出町小学校も、ステージいっぱいに広がりながら、よく統一された歌声を聴かせてくれた。
パンフレットには、新設される「ミントゥ合唱団」の団員募集チラシが挟まれていた。
ミントゥ合唱団 第1回コンサート
日時 2027年4月11日(日)
会場 ミントゥ井波文化ホール(富山県南砺市)
指揮 相澤直人
ピアノ 田島睦子
「新しい合唱団ができるのか。どんな団体なのだろう」とチラシを見ると、年会費2万円、月会費5千円、練習は月2回とある。指揮者(相澤直人)、ヴォイストレーナー、ピアニストとスタッフは一流の顔ぶれで、この内容なら会費も納得できる。
以前、全日本合唱コンクールには職場部門があり、同じ企業や官公庁の職員で構成された合唱団が競い合っていた。今でも歌っているパナソニック合唱団など、一般部門にも引けを取らない高いレベルの団体も少なくなかった。
しかし、ミントゥ合唱団は企業内合唱団ではない。企業が運営母体となりながら、団員は一般公募というスタイルのようだ。企業が資金や運営を支え、プロの音楽家をスタッフとして迎えた一般合唱団というのは、少なくとも北陸ではあまり例を知らない。人口減少や合唱人口の減少が進む中、企業が地域の文化活動を支える新しいモデルになる可能性も感じた。
もちろん、その一方で年会費や月会費に加え、交通費も必要になる。自分の場合は現在所属している合唱団を辞め、声楽のレッスンも減らせば参加できるかもしれない。しかし、そこまではできないな。
この新しい試みが地域に新たな合唱文化を根付かせるのか、それとも限られたメンバーによる活動にとどまるのか。来年4月の第1回コンサートを楽しみだ。
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