合唱団の練習で、周りのメンバーに注意することは滅多にない。明らかに歌う箇所が違っていれば指摘するが、発音も含めた音楽的な部分は本来、指揮者や指導者の領分だと思っている。パート練習であれば多少の指摘をすることもあるが、それもごく限られている。
ところが、たまにいわゆる「教え魔」がいる。自分のパートだけでなく、他のパートにまで口を出している。確かに本人はきちんと歌えており、周囲のズレが気になるのだろう。その実力については認める。
しかし、それでもやはり分をわきまえない行為であると思う。合唱は個々の正しさよりも全体の統一によって成り立つものであり、指示系統が複数になることは好ましくない。幸い、自分に直接何か言ってくることはないが、内心では首をかしげている。
それにしても、先日の第九の練習で近くのメンバーが「Der」を「ディル」と大声で発音しているのには参った。次は自分が消してやろうかな。
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