キンドル版を読んだ。長谷川裕一著
KA・RR・AS�´�
宇宙世紀0103年。連邦のニュータイプ研究所から子どもたちが3機の脱出艇で脱走した。
追撃がかかり、絶体絶命というところで助けの手を伸ばしたのは若き日のカラスだった・・・。
若きカラスの助手を、これまた若き日のクォ・グレーが務めているのが楽しい。
そんでやっぱりカラス先生は若い頃からかっこいい(笑)
そして更にそこに絡んでくるのがなんとグレイ・ストークで、実質ジュドーvsカラスという展開になって燃える(笑)
キュプロープスの花嫁�´↓�
宇宙世紀0169年。首切り王との決戦までの100日間の間に、フォントとアーノルドはネオ・コスモバビロニアで王の花婿になる権利を賭けてのモビルスーツが対戦するトーナメントに参加していた。
ところがそこにはアッシュの姿も・・・。
ネオ・コスモバビロニアのニル国王は引退したがっているのだが、実は娘のノール・ニル姫が只者ではないという展開が面白い。
またアッシュはダスト本編で語られたことをやっているだけの通行人という扱いも(笑)
クレッセント・ムーン&ペイル・ルージュ�´↓�
宇宙世紀0159年、18歳のカグヤ・シラトリの前に現れた女スパイであるイオは、カグヤに同行させてくれと言う。
目的地であるコロニー、レムは住民全員が洗脳されている可能性があるという・・・。
先生イオのキャラクターが気に入ったのでまた使いたいと言っていたが、まさかカグヤの初恋の相手になるとは(笑)
新婚旅行中のタガナス夫婦もちらっと登場(笑)
イオの住民洗脳のカラクリは、実は現代社会と全然変わらないというのが興味深い。
ラストのじいが詳しい話は後で教えてやると言ったあとがどうなったのかが気になる。
直線の迷宮�´�
宇宙世紀0171年。ニコルとイオは、光の翼の加速実験機グランパスによる木星軌道周回実験を行っていた。
しかしそこに襲撃者が。襲撃者も光の翼を装備しており、一定間隔で追いついては攻撃してくるのをなんとかかわしていた2人だが、イオはかつて会ったトビアとそっくりのニコルに期待していた分落胆しており・・・。
超高速実験中だから救援の来ようもない状況で1対1の定期的な戦闘というSFらしいシチュエーションが著者らしくいい感じ。
またイオのキャラクターもいい感じに馴染んできて、ニコルとの組み合わせも面白い。
春が来る�´�
宇宙世紀0171年。北米のロッキー・シティに派遣されていたマック・ストームから救援要請が入る。
なんとその内容は美女に求婚されているというものだった・・・。
マックに求婚しているのはKA・RR・ASで救出されたアプリコットのひ孫らしい(笑)
ラストのマックの記憶が泣けるいい感じの物語に仕上がっている。
フォントやナオミ、レアも再登場。
ちうかこのエピソードはダストのあとの地球圏の歴史を語る初のエピソードという意味でも貴重かも。
それは要するに宇宙世紀全体の一番未来のエピソードということになるのだ。
ちうわけで粒選りの連作短編集になっている。
どれも面白く、世界の広がりを増している。
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