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2025年03月15日10:09

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ゲゲゲの鬼太郎(少年マガジン版)7

を3月9日に読んだ。水木しげる著
朧車
 水木先生は子どもをおんぶして桶で洗濯をしている妻にコーヒー代を出させ、バキュームカーが作業をしている横を通って喫茶ホームランへ。
そこでかかっていた音楽がアイデアを考えるのに邪魔だったので消してくれと頼むと、ヤクザ風の男たちに絡まれて殴られる。
そこに声をかけたのは鬼太郎とねずみ男だった。
まさか自分が空想して生み出したキャラクターが実在していたとはと驚いた先生は、2人を家に住まわせることになる。
ところが小笠原南方に現れた異常な気象現象を発端に、世界は様相を変えていく・・・。

 いきなり先生が登場(笑)
しかしこのあとの展開はとても凝ったもので、ほとんど「首都消失」か「ミスト」(汗)
またこの話では鬼太郎とねずみ男がカロリーヌという少女を取り合うという恋愛要素が(笑)!

人食い島
 和歌山県の佐々岡村には、古くから海神を鎮めるために毎月人間を2人生贄に捧げなければならず、今月は自分の番なので助けてほしいという手紙が妖怪ポストに入っていたのを勝手に読んだねずみ男は金儲けになりそうだと鬼太郎を呼ぶ。
ところが鬼太郎は佐々岡村まで行く汽車賃が無いといい、ねずみ男は歩いて行けと答える。
おそらく汽車に乗って佐々岡村に先回りしたねずみ男は・・・。

 前に読んだちくま文庫の「ゲゲゲの鬼太郎2 妖怪まんが集5」と同内容。

妖怪関ヶ原
 鬼太郎が暑さのあまり川に飛び込んで泳いでいると、1匹のガマカエルが現れて手を合わせておがんできた。そのガマの導きによってたどりついたのは、祠のような横穴の中にしめ縄の巻かれた大きな石が置かれているところだった。
ガマの頼みを聞いて苦心してその石を取ってやると、ガマは妖怪邪魅の姿になり、鬼太郎はガマガエルに。
妖怪邪魅はガマ仙人の封印されて開放されるのを100年も待っていたのだ。
そこに現れた目玉のおやじは鬼太郎を助けるために鬼太郎の代わりにガマになるが、元に戻った鬼太郎は邪魅の毒気を吹き込まれて気が狂い、邪魅の手下になってしまう・・・。

 頼みの鬼太郎が目玉のおやじガマガエルを踏みつぶすほど完全に操られてしまい、まさに大ピンチ。
ボロボロになったおやじはガマ仙人に助けを求めるが、それを予想していた邪魅と鬼太郎に襲撃されるなど、アクション・サスペンス映画みたいな展開にしびれる。
そしてまたガマ仙人がかっこいいんだこれが(笑)

ばけ猫
 夜の山道を走るトラックが追突されたような衝撃を受けて止まって確認するがなにもなかった。
ところがその運転手は翌日からむちうち症ならぬねこうち症になってしまう。
被害者は他にもおり、そのうちの1人の息子が鬼太郎に手紙を出した。
鬼太郎がその町にやってくると、そこら中に交通事故のあとが。
調査のために鬼太郎とねずみ男が妖怪自動車で甲州街道を走っているとおばけダンプと遭遇し・・・。

 道がこの世じゃない世界につながっているというのは昔からのイメージだが、それを活かして面白い雰囲気を作り出していて面白い。

地獄流し
 逃げ込んだ殺し屋と前科12犯のヤクザが、警察から逃れるために山奥の墓場に入り込む。
入口のところで農夫にここは鬼太郎って子がいて留守中に勝手に家に入ると地獄流しに合うと警告されるが、もちろん無視する。
その先には木の上に建つ小屋があった。
うるさく鳴くカラスを拳銃で撃ち殺し、中に入ってみると大きな宝石のような石があり、覗いてみると妙な世界が見えた。
更にそこには地獄行きの切符があり、自由に地獄と行き来できるなら格好の隠れ場所になると思った2人は・・・。

 なんで片道切符を見つけて自由に行き来できると思うかな(笑)
その後の展開はものすごくラブクラフトっぽいもので、先生もクトゥルフ神話関連を読んでいたのか、それとも先生の脳とラブクラフトの脳が次元を超えて通信していたのか・・・(笑)

だるま
 明治元年に建てられたという古いビルにだるまが事務所を借りたいと申し出る。
全ての階が満室だと言うと、4階が空いているからそこを貸してくれと言う。
そのビルは1〜3、5、6階はあるが、4階は無かった。
4階など無いと言っても聞かないので結局お金を受け取り、無い階を貸すことにした。
ところがあくる日から奇妙な姿の化物が次々と現れるようになり・・・。

 たまにこういう大人っぽい視点の話がはなまるのがいい。
鬼太郎がビルに住み着いた妖怪たちを追い出す方法が、煙草の吸殻を燃やして燻り出すというもので、別に鬼太郎ではなくてもできそうな(笑)
最後はだるまの今週のビックリドッキリメカ風攻撃が(笑)

鏡爺
 奈良県の山奥の空き家で寝ていた鬼太郎と目玉おやじは、透明な少女と出会う。
少女は鏡爺に姿を奪われてしまったのだ。

 前に読んだちくま文庫の「ゲゲゲの鬼太郎2 妖怪まんが集5」と同内容。
鏡爺が鏡の中に囚われた少女のところに「ひひひ」と笑って飛び込んでいくのを見た目玉おやじが「なんていやらしい爺だ」と言うが、鏡の中でなにが行われているのかが描かれないのでほんとにいやらしい(笑)
ちなみに本作の少女はアシスタントが描いているらしく、美少女である(笑)
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