mixiユーザー(id:462499)

2021年06月26日19:45

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ローダン・シリーズ1 大宇宙を継ぐ者

を読んだ。
・・・とうとう世界最大の怪物に手を出してしまった(汗)
現在出ている日本語版だけでも死ぬまでに読み切れるか怪しい。
本シリーズは原書の2冊分で1冊になっており、つまりは毎回2本の作品がはいっている。
しかし本書では最初ということもあるのか、ほぼ前後編といえる内容だった。

以降ネタバレ

スターダスト計画
 1971年、人類初の月面着陸を目指して発進するスターダスト号。
順調に月上空に達したスターダスト号だったが、着陸寸前に妨害電波によって誘導を切られ、着陸地点がずれてしまう。
船長である合衆国宇宙軍ペリー・ローダン少佐は、地球に着陸成功を知らせるのと、妨害電波の発信源を調査する司令を出す。
やがて見つかった発信源は恐るべき科学力を持つ異星人の巨大宇宙船だった。
しかし異星人は進化の末に種族的終末を迎えており、高度な知性を残した学術部長クレストも病気で死ぬのを待つばかりとなっており、宇宙船も故障していた。
ローダンは彼の病気を治療し、宇宙船を修理する材料を提供する代わりに、彼らの科学知識を得る交渉を行い、クレストとともに地球へ帰還。しかしネヴァダの基地ではなく、アジア連合の領地であるゴビ砂漠に着陸する・・・。
 読む前からあらすじはだいたい知っていたが、ほぼそのあらすじ通りで前半が終了したのには少々びっくりした。
雰囲気は想像していたよりもハードで、予想より読み応えがある。
それにしても人類初の月着陸船にスターダスト号などという縁起の悪い名前をつけることはないと思うぞ(笑)

<第三勢力>
 ゴビ砂漠のスターダスト号は全世界に対してどの陣営にも属さない新たな勢力だと宣言。
アジア連合の攻撃を返り討ちにし、果ては核攻撃まで無効化。
やがて世界はスターダスト号を打倒するために手を結ぶ流れが生まれるが、その前に最後の核戦争へのスイッチが・・・。
 まさに冷戦ど真ん中で、いつの間にかソ連よりもアジア連合の方が力を持っていることになっているのは面白い。
残念ながら書かれた当初はまだ日本は高度成長が始まったばかりだったこともあり、アジア連合は中国の支配下にあるらしかったが。もしかしたら西側に属していたのかしら?
異星人の科学力によるいろいろな見せ場があって面白いが、少し残念なのはマインドコントロール系の武器が強力すぎるところで、ああいう物語進行上便利すぎ技術は無しで切り抜けてほしかった。

 1冊の本としては思っていたよりも渋い内容だった。また挿絵がどれも素晴らしく雰囲気のあるペン画なのだが、これはシリーズが進むとずいぶんタッチが変わるようだ。
まだまだプロローグの感は拭えないので、2巻以降が楽しみである。

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