mixiユーザー(id:12410478)

2018年04月29日10:20

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国内で酒蔵の新規開業は、不可能に近い。

日本の場合、酒は重大な税収源ですから、
免許を発行する役所は、税務署です。

税務署の胸先三寸で決まりますが、
「需給調整要件」というナンセンスなハードルがあります。
https://www.nta.go.jp/taxes/sake/qa/03a/07.htm

簡単にいうと、
「A県で酒を造りA県内で売る」と新規業者が主張したとします。
A県は、既に清酒の酒蔵があり、酒はいきわたっているから、ダメというもの。
訴訟でも起こさない限り、新規の酒蔵は厳しいです。

大学と似ています。
ある県にレベルが低く、どうしようもない大学があったら、既に飽和しているという理由で、大学の新設はできません。

しかし、他の商売に置き替えたら、どれほどおかしなことか、説明に必要はないでしょう。
高い値段で、腐りかけた魚を売っている愛想がない魚屋がある。需要と供給のバランスがとれている。だから、魚屋の新規開業は、ダメと。

よく、日本は資本主義、自由競争の国だと言われています。
丸山真男(唾棄すべき東大主義者で嫌いですが…)などの先人の書をみれば、とてもそんなことはいえないのは、明白です。

まあ、大したマニアックなことではなく、
八幡製鉄所、富岡製糸場などを考えれば、官主導の資本主義であったことは、明白ではないかということです。
決して丸山の新発見ではありませんが、せめて、岩波新書くらい読んでよ…ということです。

『女工哀史』の地獄は、官が作りました。

同様に、電車の酔っ払いの叔父さんの匂いのような、不味い三倍醸造で日本人を日本酒嫌いにさせたのも官です。

あのまずさを知る私の世代は、清酒を口にしない人もいます。私も相当抵抗があります。「獺祭」や「神亀」、「越乃寒梅」「久保田 純米大吟醸」が目の前にあり、うまいとわかっていても。
(今は確かにうまくなりましたね)

ヨーロッパの酒蔵から、いいものが出るのは、考えてみれば、当然です。

思想も、中國人の永覚大師の『澄道歌』が、『快庵的傳大中寺禪室内秘書』となって、日本で発展的に復活しました。

いいものは、国境を超えます。



■SAKE蔵元、欧州で続々=和食ブームが追い風
(時事通信社 - 04月28日 11:05)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=4&from=diary&id=5090650
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