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2026年02月08日07:19

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今日は本番(6780)

15年ほど前のことだ。
OEK合唱団の練習が音楽堂であり、たまたまコンサートホールでは石川県合唱協会の《ミサ・ソレムニス》(ベートーヴェン)のリハーサルをしていた。裏口を抜けて客席に入り、少しのぞいてみた。この合唱団の演奏を聴くのは大学以来だから、実に30年ぶりである。

ひどかった。
ピアノブローベとして聴いても、「本当にこれで歌うのか」という出来だった。4、5分聴いて、席を立った。

石川県合唱協会が合唱連盟と分かれた経緯は、あまり知らない。自分が大学を出て金沢に戻り、メンネルコールで歌い始めた頃のことである。協会は第九や《ミサ・ソレムニス》を単独で行うようになり、合唱連盟の合唱団員はほとんど出なくなった。次第に交流もなくなった。

外からの転勤者や、「第九を歌ってみたい」という人たちが中心だったようだが、内情を知って合唱連盟のほうに来る人もいた。

そして冒頭のリハーサルである。
自分が高校2年から大学にかけて歌った曲だ。これでは……と思い、また疎遠になった。その後、《モーツァルト・レクイエム》もやったようだが、接点はなかった。オーケストラもアマチュアだった。

昨年、たまたま《カルミナ・ブラーナ》を再演するというので顔を出した。指導が石川公美さん(声楽家)だったので、どんな感じかと思ったのだ。結果は、予想以上に面白かった。旧知のメンバーは2人だけで、男声も女声もほとんどが知らない顔だった。

彼らは合唱連盟の団体の演奏会にも来ていないようで、自分が「どこそこで歌っている」と言っても通じない。狭い世界のはずなのだが。

《カルミナ・ブラーナ》が終わったあと、やめるか迷った。しかし次に《讃歌》(メンデルスゾーン)をやるというので残ることにした。木曜日午前の練習なら参加できる、という条件付きである。

今日は、その《讃歌》の本番だ。
オーケストラ(アマチュア)付きで100人規模、バスは15人ほど、テナーも同じくらい。他の合唱団で顔見知りは2人ほどで、あとはほとんど知らない。女声にも何人かいるが、合わせても10人はいない。

とはいえ、自分がきちんと歌えばいいだけの話である。
《讃歌》が終われば、次は《モーツァルト・レクイエム》が決まっている。指導者が変わらなければ、出るつもりでいる。
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