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2025年12月03日22:48

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ゲゲゲの鬼太郎 60's 第20話「猫娘とねずみ男」

を観た。
 人間の体内に住み、その悪行を閻魔大王に知らせる悪魔。その名を三虫という。
ある雨の夜、鬼太郎の家を訪ねてきたのは雨ふり小僧だった。
雨ふり小僧のところに閻魔大王からの赤紙が届いたのだ。
赤紙が届いた妖怪は、それに記された悪事を働いた人間を殺さなければならないのだ。
しかし雨ふり小僧には人間を殺す度胸がなく、困っていたところに今度はねこ娘が顔を出す。
ねこ娘は不景気で困っており、赤紙の任務を果たせばもらえる褒美を目当てにそれを引き受けるが、目標の人間は彼女が手を下す前にタクシーに轢かれて死んでしまう。
 一方貧乏なあまり神頼みに神社にやってきたねずみ男は賽銭が次々に投げ入れられるのを見て自分も神社の真似事を始めるが、全然うまくいかない。
そこで今度は怪しい宗教をはじめると大成功して大儲けし、立派な家まで建てるが、ねずみ男の体の中の三虫がそれを閻魔大王に報告し・・・。

 原作では宗教で大儲けしているねずみ男をネコ娘が懲らしめるだけの掌編なのだが、その宗教の中でネズミ男が語る三虫と閻魔大王の部分を膨らませ、なかなかの物語に仕上げている。
冒頭から原作では一切登場しなかった雨ふり小僧が登場したと思ったら、閻魔大王の要請を赤紙という形で強制力を増し、鬼太郎がどうしてもねずみ男を殺さなければならない状況に追い込んでサスペンスを生むところまで持っていくのだ。
結果原作のシチュエーションが物語のほんの一部という扱いになってしまったのは少し残念だが、新たに構築された物語の出来がいいのでこれはこれでありと思わせる。
当時の原作を間延びさせること無く、新たな物語を構築するアニメ脚本家の力量は大したものだと思う。
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