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2025年10月04日14:36

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Facebookから転載

笑って人生

今月は、うちで祖父を預かる番。
夕食時、祖父は自分から一切箸を伸ばさない。
父が取り分けたら食べるけど、忘れられたら白ご飯だけを静かに口に運ぶ。
テレビもつけない。
どんなに退屈そうでも「見たい」とは言わず、ソファでただ私たちがスマホをいじるのを見ているだけ。

祖母が亡くなってから、大伯父の家とうちで交代で祖父を暮らさせるようになった。
ひと月ごとの「仮の家」。
いつからだろう、祖父がこんなにも卑屈になったのは。
まるで自分は厄介者だとでも思っているように、家の中での一挙一動が小さく、小さくなっていく。
でも私の記憶の中の祖父は違う。
幼いころ、私を抱き上げ、力強く肩車してくれた。公園に連れて行き、面白おかしく話をしてくれた。何でもできる、背中の大きな人だった。

今はもう体力も落ち、私たちの世話を必要としている。
けれど、私たちは忙しさにかまけ、「食べさせて着せておけば十分」と思い込んでいた。本当に必要なのは…そばにいて、耳を傾けることなのに。
その夜、私は祖父の隣に座り、テレビをつけた。仕事の出来事を話すと、祖父は真剣に聞き、時々相槌を打ち、少し照れたように笑った。
ああ、この笑顔を、私はしばらく見ていなかったんだ。

これからは、父や母と一緒に、もっと祖父の時間に寄り添おうと思う。
食卓での会話、夕方の散歩、何気ないテレビの時間。
祖父に伝えたい。あなたは邪魔なんかじゃない。
私たちは、ずっとここにいる。

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