おはようございます。映画 月 を観ました。
洋子を演じる宮沢りえの鬼気迫る表情、洋子を支える夫を演じるオダギリジョーの包容力とどことなく漂う諦め。施設で働く洋子の同僚を演じる二階堂ふみは自我とプライドと闘い、そして「命」を裁こうとする“さとくん”に磯村勇斗が挑み、本作は「狂気」と一言で裁くことのできない問いを突きつける。
原作は、実際の障害者殺傷事件をモチーフにした辺見庸による「月」。この問題作に挑戦したのは、常に新しい境地へ果敢に挑み続ける映画監督、石井裕也。十代の頃から辺見庸の作品に魅せられてきたという彼が原作を独自に再構成し、渾身のパワーと生々しい血肉の通った破格の表現としてスクリーンに叩きつける。
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