mixiユーザー(id:462499)

2025年04月06日14:23

40 view

貸本漫画復刻版 墓場鬼太郎4

を読んだ。水木しげる著
怪奇一番勝負
 漫画家の村田は怪奇漫画が売れずに失業した。家賃も3ヶ月も溜めており、大家は2階に住む殺し屋の金田さんが助手を募集していると教えてくれた。
最近アメリカから帰ってきた金田は、5年前に日本を発つときに大家にあずけていた家に幽霊が住み着いていると聞き、村田に同行を頼む。
夜中にその家の中で待っていると、果たしてどこからか下駄の音が・・・。

 少年マガジン版17巻の「鬼太郎夜話3」の元ネタ。リメイクの方を読んでいたときにねずみ男が被害者側にいるのが違和感を感じたが、そういうことだったのか。
あの部分のみ元のゆうれい電車からこの話のリメイクにした著者の意図はよくわからない。
ちうか上記のねずみ男の件を考えるとリメイクのほうが失敗している(汗)
またリメイクの方では冷蔵庫のドアに挟まって逃げ出したのは鬼太郎の髪の毛だったが、こちらでは「手」で、例の「手」の元ネタでもある。
 そして金田の奥さん(アメリカ人で若くて美人)が滅茶苦茶かわいそうだったということを記しておく(笑)

霧の中のジョニー
 10円を拾ったねずみ男があんパンを買おうとするが5円足らず、貸本で漫画を借りようとしても5円足らず、イライラしているところに空腹でフラフラしている鬼太郎と出会い、八つ当たりで殴り倒す。
その後鬼太郎は池田首相に呼ばれ、吸血鬼退治を依頼される。
スポーツカーに乗ったすっかり羽振りの良くなった鬼太郎(笑)を見て悔しがるねずみ男は、新聞に妖怪語で出ていた秘書の募集に申し込む。
秘書を募集していたのは吸血鬼ジョニーで、ねずみ男から鬼太郎のことを聞いて始末することにする。
鬼太郎はジョニーのギターに操られてあっさり捕まり、ねずみ男の説得にも応じなかったのでジョニーの注射で溶かされてしまう・・・。

 ちうわけで「吸血鬼エリート」の元ネタである。
道理であっちは展開に他と違う広がりがあって違和感があったが、そういうことだったのか。
しかし本作はとても面白く、リメイクの方も大して変わってないのでやはり面白い。
リメイクと違うのは吸血鬼の名前以外にも目玉のおやじの苦労が多いところで、ジョニーの屋敷にたどりついいた時点で吸血コウモリにつつきまわされて血だらけになっているし、トイレに落とされてからもリメイクの方ではすぐにコガネムシを見つけて連れ出してもらっているが、こちらではまずうじ虫と友だちになってそれが蝿になってから運び出してもらっている。
またリメイクでは鬼太郎の材料(笑)を恐山に持っていったら鬼太郎なら2〜3日で復活できると言われるが、こちらでは恐山の霊水に3年はつかっていないと治らないと言われている。
あとリメイクの方では死んだ吸血鬼が巨大なコウモリの姿を現していたが、こちらには無かった。
重要な点として、ねずみ男がリメイクではそんなことはなかったが、こちらでは後半は首相を襲ったときに服を捕られ、戦いの間ず〜〜〜っと全裸だったことも記しておく(笑)

 本巻より墓場鬼太郎は連続した物語ではなく、そこそこの長さの単発物語となったが、読みやすさと面白さでははるかにレベルアップした。
先生はこのくらいの方が合っていると思う(笑)
3 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2025年04月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930   

最近の日記

もっと見る