を数日前に読んだ。水木しげる著
朝鮮魔法
朝鮮半島のある村で、村人達が若さを奪われているという。
妖怪の仕業と見て助けに行く鬼太郎達だが、朝鮮の妖怪のことはデータ不足で苦戦することになる。
前に読んだちくま文庫の「ゲゲゲの鬼太郎4 妖怪獣」収録のものと同内容。
そもそも苦戦する前に筏で韓国に渡り、上陸してからも山道を100k踏破してやっと目的地に着いているので、行くだけでも超大変(笑)
そして内容的には実は「ダンウィッチの怪」と似たところがある。
天邪鬼
善良な男が特攻隊で2人の息子を失い、空襲で家も失ってからというもの、すっかりひねくれてしまった。
その男が道に迷い、奇妙な石積に封印されていた天邪鬼を復活させてしまう。
捻くれ者の2人は気が合い、2人で悪さをする。
無銭飲食をしたところではいつの間にか便乗して無銭飲食していたねずみ男も合流した。
自衛隊が出動するが歯が立たず、鬼太郎にお鉢が回ってくる。
しかし天邪鬼は手強いので鬼太郎は食料の中に潜んでヘリコプターから投下されるが、丸ごと燻製にされてしまい・・・。
燻製にされた鬼太郎の絵が怖すぎる(画像/汗)
そして鬼太郎の燻製を食べるねずみ男(汗)
とりあえず天邪鬼が強敵だが非常に呑気なやつに描かれているのが魅力的で面白い。
悪魔ベリアル
明治元年、ポルトガルからベリアルという悪魔が日本にやってきた。
しかし鞍馬山のカラス天狗がそれを察知し、ベリアルが悪事を働く前にその力を封じた。
しかたなく手品師になって日本全国を旅していたベリアルだったが、100年経った頃にねずみ男が知らずにベリアルの封印された魔力を開放してしまう。
復活した魔力によって封印したのがカラス天狗だと知ったベリアルは早速復讐に向かう。
ベリアルに地下に封じ込められるカラス天狗だが、なんとか空中に放った蚊によって目玉のおやじに救援を請い・・・。
ベリアルの力がなかなかのもので、悪魔らしい威厳があってかっこいい。
ちなみに鬼太郎と目玉のおやじと子泣きじじいが砂かけばばあに助けてもらおうとするのだが、このときのばばあの家は5階建てのアパートになっている(笑)
モウリョウ
その村では人が死んで1ヶ月は死体を盗られないために墓番をする習わしがあったが、玉吉はそれを忘れて眠り込んでいた。
目が覚めて慌てて墓場に行くと、2〜3日前に埋めたおじさんの墓を暴くものがいた。
翌日寺の和尚さんに相談しているところに現れたのはねずみ男で、例によってお金をもらって鬼太郎を呼ぶ。
ところが鬼太郎が到着する前にモウリョウが玉吉の家を襲撃し・・・。
なにしろ内容が内容なのでホラー味が強い。
やっぱり火葬が一番(笑)
そして鬼太郎が普通に妖怪自動車でやってくるのが興味深い(笑)
毛羽毛現
ねずみ男が見つけた自家用車というのは、巨大なニワトリだった。
ニワトリに乗り込んだ鬼太郎達は、不思議な雰囲気の山の中に連れて行かれる。
実はニワトリは「ふらり火」という妖怪で、「毛羽毛現」のペットだったのだ。
「毛羽毛現」は一人で静かに過ごしたかったのだが、人間がやかましいので子供達を捕まえては魂を抜いて恐竜の化石に移し替え、蘇った恐竜軍団で人間を追い払おうとしていた・・・。
前に読んだちくま文庫「ゲゲゲの鬼太郎4 妖怪獣」と同内容。
毛羽毛現の住処である神代の家の画が雰囲気がある。
そして恐竜がたくさん出てくる珍しい話でもある。
ラストの毛羽毛現とのやりとりが落ち着いていてなんだかいい感じ。
峠の妖怪
何台もの車が事故を起こして落下していた峠。そこに差しかかると、ドライバーの身体はぶるぶると震え、運転を誤ってしまうのだ。
その原因は封じ込められていた絵から復活した妖怪「ぶるぶる」だった。
すぐにそれに気付いてとりあえず「ぶるぶる」を動けないようにする鬼太郎だが、動けないでいる「ぶるぶる」を干物と間違えたねずみ男が食べてしまい・・・。
前に読んだちくま文庫「ゲゲゲの鬼太郎4 妖怪獣」と同内容。
前の感想でも書いたが、とにかく展開が奇想天外すぎる(笑)
ラストの鬼太郎の冷静な対処とのコントラストが素晴らしい(笑)
ダイヤモンド妖怪
ダイヤモンドがごろごろしている地下洞窟が発見された。
欲にかられた人間達が殺到するが、そこはダイヤモンドが大好きな妖怪「輪入道」の住処だった・・・。
これも前に読んだちくま文庫「ゲゲゲの鬼太郎4 妖怪獣」と同内容。
目玉のおやじがダイヤモンドにされた姿が可愛い(笑)
水虎
落とし穴を掘っていた子どもたちが埋まっていたかめを見つけ、中に入っていた甘い液体を飲んでしまう。
やってきた鬼太郎はそれは水虎のオスで、子どもを夜な夜な操って古代塚を掘り、水虎のメスを掘り出そうとしていると突き止める。
被害者の少年新一の父親が鬼太郎の言う事を信じずに自体を悪化させてしまうのがリアリティがあるが、あんまりゲゲゲの鬼太郎で読みたい展開ではない(汗)
電気妖怪
ドライアイスを蒔いて人工降雨実験をしていたヘリコプターが墜落。乗っていた博士達は行方不明に。
実は空を荒らされた「かみなり」が怒ってやったことで、博士達は「かみなり」の飛行石に捕らわれていた・・・。
前に読んだちくま文庫「ゲゲゲの鬼太郎4 妖怪獣」と同内容。
「ゲゲゲの森」で鬼太郎と子泣きじじいが将棋を打っているのが楽しそう(笑)
また鬼太郎の言う事をまともに聞こうとしない人間の教授をたしなめる子泣きじじいの物言いがなんだか味わい深い。
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