第3話 妖怪城
山間の小さな村で、夜中に不気味な笑い声が響き渡り、驚いて飛び出した村民たちは空中に3匹の妖怪の姿を見る。
その後村長は毎月子どもを1人差し出せという手紙を受け取る。
120歳になる長老に聞いてみると、元々このあたりは妖怪がうじゃうじゃおり、それが100年前に封印されたのだが、復活したらしいということだった。
そして妖怪には警察も太刀打ちできず、村を存続させるには子どもを差し出すしか無い・・・。
そこに現れたのは鬼太郎で、妖怪退治を引き受ける。
長老の孫のトミ子を囮に妖怪をおびき出してみると、なんとやってきたのはねずみ男で・・・。
原作でも鬼太郎がなかなかの苦戦を強いられた妖怪城だが、アニメ版でも酷い目に。
ねずみ男の願いでたんたん坊の目やにで窒息させられて墓標まで立てられ、ねずみ男に「ざまあみろ」と言われる。
更になんとか脱出して妖怪城に攻め込むが、カマイタチに吹き飛ばされたところをたんたん坊につぶされて部屋のカーペットにされるなど(笑)
それでも死なずに逆襲に転じるのが鬼太郎独自の展開・・・というか、他では真似のしようがない(笑)
妖怪城にさらわれるトミ子ちゃんがなかなか可愛く、最後の鬼太郎とできてんのかという表情も印象的だった(笑)
第4話 吸血鬼ラ・セーヌ
フランスはパリで、パーティー会場で若く美しい女性が全身の血を失って死亡する。
同じ症状でこれまでに12人の女性が亡くなっていた。
犯人は吸血鬼ラ・セーヌで、日光を気にもせず手の爪から血を吸えるという強力な能力を持っており、その正体も誰にも知られていなかったが、ラ・セーヌは日本にいる鬼太郎だけは正体を知っていると感づいていた。
そこで部下で殺し屋のマンモスを連れて日本へ。
ところが話をつけてあったねずみ男はこれを商機とみなし、ラ・セーヌを血なし病のワクチンを開発した医学博士だと紹介し、自分は偽のワクチンを売って大儲けする。
駆けつけた鬼太郎がねずみ男に詐欺商売をやめさせようとするが、ねずみ男は全てラ・セーヌの指示だと言い、彼が鬼太郎に会いたがっていると言う。
鬼太郎が招待された場所に行っていみるとラ・セーヌはいたがいきなり飛び出したマンモスにマシンガンで蜂の巣にされ・・・。
今度はマシンガンの弾倉が無くなるまで撃ちまくられる鬼太郎(笑)
しかしこの話は妖怪城とは逆に吸血鬼ラ・セーヌの視点で進む。
実は鬼太郎の敵の視線で進む話は、ホラー演出で鬼太郎の恐ろしさを思い知る内容なのだ。
なので後半は鬼太郎は一切姿は見せないが片方の下駄のみがラ・セーヌたちの眼前に現れ、それがどうやって逃げても追ってくるという正統派ホラーとして描かれる。
これが非常に雰囲気があってかっこいい。
ホテルの部屋で外から下駄の音が近寄ってくるのが聞こえて震え上がるとか(笑)
ラストもまさにホラーという決着の付け方で、むしろ吸血鬼が気の毒だった(笑)
1、2話に続いて3、4話も非常に面白かった。
テンポが非常によく、最近映像作品を観ていてもすぐに他のことに目移りしがちな化夢宇留仁も最後まで集中して観られる。
特に第4話の後半のホラー演出は秀逸だった。
そしてウルトラQに続いて「ワクチンで大儲け」というのが現代社会に符合していて少し気味が悪かった(汗)
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