mixiユーザー(id:462499)

2025年01月20日22:51

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犬神家の一族(2006)

を観た。市川崑監督。2006年のリメイクの方。
 もう何度も書いているのであらすじは割愛する(笑)
原作を読んでからいつものパターンで映像化作品を観まくっていたのだが、最近のカール大公さんの日記で本作を見逃しているのに気付いた。
で、調べてみたらDVDをコピーしたのがちゃんとあった(汗)
なにしろ何度も映像化されているので見る準備まではしたものの、存在をすっかり忘れていたらしい(汗)
 で、やっと観た感想だが、残念ながらこれまで観た同原作の映像化作品の中では最低の評価になった。
根本的なところを言えば、あの名作の監督が当時の主役(と一部のキャスト)を復活させてまでリメイクした作品なのだから、最初はアイデアだけはあったけどできなかった表現とか、技術的に発達した今だからこそできることとかを投入しているものと期待していたのだが、結果としてはどうしてリメイクしたのか意味がわからないという残念なことに(汗)
旧作のポイントとしてはなんといってもスタイリッシュな映像だが、本作ではそれがことごとく中途半端な画角のテレビドラマみたいな映像になっており、ものすごいパワーダウン感(汗)
そこでなんでもっと引かないの?とか、そこはもっとドアップでしょうというカットの連続だった(汗)
 物語としてはまあまあ原作通りで、琴の先生は一応登場するが設定は削除とか、なぜか映画オリジナルの屋根の上の死体は再現とか、お約束の範疇でもあるのだが、なんだか異様にテンポが早くて情報をしっかり視聴者に伝える努力を放棄している感が。
もはや今更ストーリーを丁寧に説明する必要もないと思ったのかもしれないが、釈然としなかった。
 深田恭子のお春はいい感じだったのだが、旧作の坂口良子のお目々キラキラが素晴らしすぎてまだまだ手が届くまでは行かない感じ。
目力という点では仲代達矢の遺影が強烈過ぎてすごかった(笑)
 唯一旧作を超えているのはヒロインのエロさだと思う(笑)。
松嶋菜々子は特別美人でも可愛くもないが、顔のエロさは圧倒的で、映っているだけで変な妄想に浸ってしまう(笑)
しかしそういう最終兵器感のある彼女も、ある要素でドラマ的には違和感がありまくる。
それが背の高さで、172〜175cmくらいだと思うのだが、本作のあらゆるキャストの中でも目を引くほど高く、本作の設定時代である昭和22年では見世物になってもいいレベルなのでは(汗)
 基本的なところでは豪華すぎる役者たちも演技の粗が目立ち、首を傾げることが多かった。
これは脚本の完成度からくるものかもしれない。特にラスト近くの息子を殺された母親たちの反応とか、正気の人間とは思えなかった(汗)
 ちうわけで残念な結果になってしまった。
それにしても腑に落ちないのは、監督がリメイクで何をしたかったのか全くわからないというところに尽きる。
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