この山は爺ヶ岳中峰の南東尾根の中腹ピークで、麓の「爺ヶ岳スキー場」の山
**あえて位置関係を示すために、大きな範囲がわかる地形図とした
地形図中の左側赤線は前日歩いた「柏原新道・爺ヶ岳」で右下が「白沢天狗山」
歩いたコースに赤線と、主なポイントの通過時間を書き込んだ地形図はこちら
5時前に爺ヶ岳スキー場の第一駐車場に入る、雲が有って夜明けの気配が遅かったので
シュラフを被って時間調整、すっかり明るくなった 6:20 スタート
駐車場から舗装されたサービス道路を上がる、第一リフトの降り場から、大町市街地
北側の林を回り込み、第四リフトの降り場を通過、そのまま舗装路を行くと
太い導水管の埋設工事現場、奥の沢水をスキーコース地下に通す保全工事だ
ここでGPSログを確認、予定のルートから外れていたので先ほどの第四リフトまで
戻り、尾根に向けて刈払われた広場へ進む、広場の奥に登山道の入り口が有った
この山の登山道は基本的に道標がなく、赤テープも非常に少ない、さらに笹の刈払いも
控えめで、薄い踏み跡を逃さず捕まえる慎重なルートファインディングが要求される
付近にある筈の三角点を探して、20分ほど笹薮をガサったが 7:20 発見できず先に進む
時々緩むもののきつめの傾斜が続く笹の藪尾根、ブナなどの木漏れ日が気持ちいいが
景色に変化もなく、風が通らずに暑い、道標だった筈の木柱が、時々有る
唯一道標の「読める残骸」に会ったのは、標高1412付近の主尾根合流点 8:10
「ここはブナ尾根」「下山口→」の2枚は散乱していたのを、拾い集めて置き撮影
木の丸棒など、小屋か何かの残骸もあり、この登山道では位置のわかる稀有な地点
きつい傾斜の痩せ尾根が、木の股部分を乗っ越す所(標高1600m付近)に 8:40
「北アルプス 生物群集保護林」の標識あり(下山時は安全歩行に集中しすぎて見落した)
ガスの掛かる標高1700〜1800mを越えると、山頂が近くなった感じの景色が左右に
整備用資材の丸太、他ではあまり見ないがこの山では数か所に確認
右手に、爺ヶ岳へ続くピークを見た辺りからが実にヤバくて怖い濡れた木の根登攀
ザイルは掛かっているものの、滑り落ちると止まらない。慎重に4つ足で登り
狭い枝の隙間を抜けると正面に爺ヶ岳の「恐竜の爪先」を見る 10:05 山頂稜線に到着
下山時の下降点を見落とさぬよう、周囲を確認して先へ進む。切り立った山頂丘は
展望に恵まれている。左から「頚城山塊-雨飾山から妙高山」麓の爺ヶ岳スキー場
大町市街地の全景、これから向かう白沢天狗山の南峰ピーク
10:25 北峰を降りて南峰の鞍部へ下るポイント、ココはザイルが掛かるが序章
事前にヤマレコで見た写真に緊張感が走る、この先がこの山の核心部
第一の梯子を見た瞬間、ストックのデポを判断。3本のハシゴを伝うが、どれも怖い
中間で大きく角度が変わるハシゴなんて、心臓止まるぜよ(苦笑)

写真は帰りの撮影
3本目のハシゴの先は足元が見えない笹の斜面、滑るとどこまでも落ちそうで怖い
鞍部で振り返ると、ハシゴと笹の斜面の裏側は大きな岩壁で、これを巻いたと判る
赤線は踏み跡がある場所、どちらを通っても南峰の山頂へ続く道になる
10:45 白沢天狗山-山頂 三角点は埋もれ気味で見つけるのに少しかかった

大町市街地が良く見えた
10:50 下山開始、やばい所も状況が分かっていれば、注意のポイントもわかる
順調に標高1412mの「読める道標」辺りの右折も無事に 12:45 通過
調子よく歩いていた時に、木の根に足を取られて、尻もちの感じで転倒
ストックが刺さって後方に立上がって残り、体が下に滑り下がる無理な体制で停止
右手に激痛 な感じで 手を見ると 指が外に・・
その後は、既報の通り、指を自力で戻し、普通にストックを使って歩いて下山し
13:30 登山を終了 市立大町総合病院へ移動 14:15〜17:00 診療終了
その後 薬局、ダイソー&スーパー 温泉 いつものダム駐車場 と移動し
がっつり寝た後、日付が変わった頃に移動開始 朝5時過ぎに帰宅した
今回の行動時間 7時間10分
白沢天狗山は中々に厳しい山で、途中で何度も「敗退でいいか〜?」な気分になった
前日の「爺ヶ岳」よりずっときついし、精神的にもタフさが要求される そんな山
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