mixiユーザー(id:462499)

2024年06月27日22:13

40 view

犬神家の一族(1977)

を観た。工藤栄一監督。
 信州の製糸産業の巨人である犬神家の当主が、莫大な遺産を残して他界したが、出征したままの孫、佐清が帰ってくるまで遺言状が公開されないという状況だったが、彼が母親松子とともに帰ってくる。
 犬神家に関わる法律事務所の関係者からの手紙に呼ばれて那須市に来た金田一耕助は、ボートに乗っていた犬神家の関係者である野々宮珠世が大男とともに車に乗り込んだあとで事故の音を聞き、急いで駆けつける。
ところがその間に手紙の差出人は血を吐いて死亡していた。

 映画の翌年に始まったテレビドラマ版。
全5話で250分くらいあるが、退屈しないで観られるだけの出来ではある。
 まず情報が整理された上で見せ方を工夫していると感じたのが、松竹梅の3姉妹の過去の悪行を早々に見せる展開で、これのお陰で青沼静馬という人物の存在をスムーズに印象付けている。原作と映画版ではこの情報が出てくるのが遅いので、あまりにも謎が多すぎてわかりにくかったと思う。
ただしやはりミステリーらしい趣といいう点ではあとで出てきたほうがいいので微妙なところではある。
 逆に長丁場であることから視聴者の興味を惹きつけるために付け加えられたと思われるシーンもいくつかあって、それが特にそれぞれの放送終盤に差し込まれた挙げ句、次週の放送では一切触れられないという思い切った仕掛けも。
第1話では白面の男と犬神佐武が取っ組み合いをしているのを何者かが見ているシーン。
第2話では白面の男と珠世が猟銃で狙撃されるシーン。
第3話では猿蔵がなんだか酷い目にあって飛び込んでくるなどなど。
いくらなんでも第2話の展開をその後一切語らないのはひどすぎないか(笑)
 また1ヶ月以上も前に放送した内容など誰も覚えていないと思ったのか、弁護士助手加茂雅幹が殺された件に関しては最後の謎解きで名前さえ上がらず、未解決になっている(笑)
 という感じで丁寧な部分と乱暴な部分が混在しているTVシリーズらしい内容だったが、画面の趣や雰囲気は非常によく、下手をしたら映画版よりいいかもしれないと思えるカットもあり、なかなか侮れない作品だったと思う。
悪くない。
ちなみにお琴の先生は丸ごとカットされていた(笑)
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2024年06月>
日 月 火 水 木 金 土
      1
2345678
9101112131415
16171819202122
23242526272829
30      

最近の日記

もっと見る