mixiユーザー(id:462499)

2022年10月23日19:58

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スタートレック生物学序説

を読んだ。
スーザン&ロバート・ジェンキンズ著/平野裕二訳

第一章 母親だけが愛せる顔
第二章 宇宙の生活
第三章 どこまで異星人的になれるか?
第四章 ところで、それは誰の脳なのか?または、なぜとりついたもの勝ちなのか?
第五章 あばたもえくぼ
第六章 星ではなくて遺伝子の中に?
第七章 二十九年とあといくつ
第八章 冒険は続く
第九章 永遠に未踏の場所

 スター・トレックの世界の様々なヒューマノイドの生物学的特性や、エピソードの中で生じた生物学的現象を検証する。
印象としては予想よりもあっさりした内容で、化夢宇留仁は各種族について「こうであるから生物学的には更にこうのはず」みたいな展開を期待していたのだが、そういうでっちあげっぽい内容は一切なく、あくまで既存の生物学に照らし合わせた検証となっている。
タイトルからすれば当然だが(笑)
読み味もあっさりしていつつユーモラスなので、アシモフの科学エッセイに近い雰囲気。
説明をわかりやすくするための例として、実在の動物などの特性もいろいろ出てくるのだが、その中でチーターの遺伝子に関しての記述は初耳で興味深かった。
チーターの遺伝子型は個体間の差異がほとんど無く、臓器移植の際の拒否反応とかもほぼ皆無なのだそう。つまりチーターはほぼ全部双子レベル。
どうも過去のどこかのタイミングで個体数が絶滅寸前まで行って、1家族くらいから今の頭数まで復活したらしい。
 書かれたのはDS9、ヴォイジャーの放送中なので、様々な種族の設定を追加した「エンタープライズ」の内容は反映されておらず、例えばアンドリア人の故郷の様子とか、クリンゴン人の容姿の変化に関してはその時点で推測できることのみ書かれている。
 ちうわけで突出したところは無いものの、暇つぶしにはもってこいの内容だった。
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