mixiユーザー(id:2223977)

2022年03月28日10:48

115 view

後期シェリングの「完成せる精神」を「自己完結型精神」と捉えると

シェリングは『啓示の哲学』の導入部で
完成せる精神を語っているが

これを
「他人を必要とせず
 それゆえにまた
 社会をも必要としない
 独立した
 自覚完結の精神」
と
捉えると

とても心が安定する。

「他人の意志を尊重する」
という考えでは
「常に他人の意志に動かされる」
ことから脱することができない。

「完成せる精神」は
存在可能者と純粋存在者を
二元の一元としており

内部に
客体であるところの純粋存在者と
主体であるところの存在可能者の
両原理を持っているが故に
無限であり
同時に
無制約ではなく
道理に適った働きができる。

これに反して
完成せる精神を
持たない意識の場合
常に不安定である。

完成せる精神は
それ自身で完結しているので
他の意識によって
動かされることはない。

完成せる精神は
他の意識に働きかけることに
関心を持たない。

なぜならそれは
それ自身で完結しているからであり
それ自身で完結している精神である限り
他へ向かう必要がないし
(自足しているから)
他の未熟を憂う必要もない。

もちろん
「人格」は
他者の未熟を憂い
他者へ手を差し伸べようとするけれども

完成せる精神は
人格とも異なり
他への影響や
他からの影響から
自由である。

外からの影響を受けないという点で
完成せる精神は
ライプニッツの
モナドに似ている。

他者との接点を
排除するので
完成せる精神や
モナドは
バラバラな存在として
無機物的であるが

それ自身は
自己完結体として
無限に産み出し続けることが出来るので
それ自身は有機である。

有機であるものが
互いに影響を与えず与えられず
バラバラに存在するという点において
全一性は無いが

完成せる精神それ自身が
宇宙であり
世界であるが故に
関係は不要である。

完成せる精神も
モナドも
中国の故事に出てくる
混沌に似ている。

混沌は
統合失調症の素地を持つ神経に似ている。

というのも
あらゆる刺激に対する
脆弱性を
混沌も
統合失調素地を持つ気質も
持つからだ。

外からの刺激は
人の心を
鼓舞することもあるが
邪魔することもある。

理想は
刺激が
内在超越者からのみであることで
そうなれば
常に元気の出る刺激を無限に受ける事が出来る。

そういう状態が
完成せる精神であり
モナドであり
混沌である。

モナドに関しては
もう少し調べてみる必要があるが

少なくとも
悟りは
煩悩を克服する過程で
外の刺激や強制
(外的強制、社会的強制力からは
 誰も逃れられないので
 理想を追求すればするほど
 反社会的にならざるを得ず
 そうなると
 自立も自己完結も
 強制的に
 成立しなくさせられる)
を
排除して
実際に
(法的拘束からは逃れられないが)
克服することが
悟道の主眼である。

完成せる精神という生き方をしなければ
私の哲学は
一生目を出さない。

フォト
             (眠ったままである)

========================================
最終更新
令和4(2022)年3月28日 10時52分
0 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年03月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  

最近の日記

もっと見る