mixiユーザー(id:462499)

2022年02月08日22:21

45 view

吸血鬼は泉のごとく

を読んだ。赤川次郎著。

吸血鬼は泉のごとく
 夜の街角で、酔った男にホテルに誘われて断る若い女性。
女に逃げられた男はなぜかそこにあった泉の中に。
 その泉は突然現れた神秘性もあって「愛の泉」と宣伝され、見物客が押し寄せる観光名所となった。
しかしエリカはその泉からただならぬ気配を感じていた・・・。

 この話はとてもつまらなかった(汗)
前回からどうも超常現象ありきの内容にシフトチェンジしたようだが、それならそれで雰囲気とかディテールとかにそれなりに気を使ってもらわないと、単なる物語を進めるための便利アイテムになってしまう。
この作品の「愛の泉」はまさにそれ・・・というか、物語を進めるアイテムとしてもまともに機能しているとは言い難く、かと言ってその存在が面白さに加味するわけでもなく、単に子供だましのファンタジー感が追加されただけで、むしろ害になっていると思った。
「犯人」も人間関係の説明はあるが、「愛の泉」をどうこうするための「研究」部分の描写が全然ないので全く説得力も面白みもなく、ご都合主義を感じただけ。
そもそもこのシリーズは特別面白いわけではないのだが(笑)、それにしてもこの話はひどかったと思う。

ある吸血鬼の肖像
 ヨーロッパの朽ち果てた古城に迷い込んだ観光客の日本人女性。
彼女はフラフラと納骨堂の中に入ってしまい、そこで若い女性のミイラを発見する。
 エリカは友人の水上今日子から、彼氏との付き合いを父親が許してくれないのでなんとか説得してほしいと頼まれる。
その後今度は北代純一という同級生から、彼女がヨーロッパの旅行から帰ってきてから様子がおかしいと相談される。
なぜか相談役になっているエリカは少々戸惑っていたが、クロロックは北代の彼女の変化に思い当たることがあるようで・・・。

 この話も超常現象絡みだが、「泉」と比べれば雰囲気などに気を使われており、まだしも普通に楽しめた。
過去と現在の因果の繰り返しなども悪くない。
せめて毎回このくらいのレベルは維持してほしい(笑)
1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2022年02月>
日 月 火 水 木 金 土
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728     

最近の日記

もっと見る