(10月10日)
三連休の初日、自宅の宮城県仙台市から東北自動車道を南下すること3時間、栃木県足利市にある城館跡の「足利氏館」に来た。
この「足利氏館」は足利氏の2代・足利義兼が12世紀に建てたとされ、日本百名城の一つ、御城印も2種類ある。御城印集めをしている自分としては、嬉しい。
現在、城の遺構として残っているのは、敷地の周囲を囲む土塁と水濠程度ではあるが、水濠がちゃんと残っているだけでも立派、しかもここの水濠には錦鯉がスイスイ泳いでいた。
一般的に、庭園や屋敷の池の中で錦鯉が泳いでいるのは驚くまでもないが、規模の大きな水濠で錦鯉スイスイは珍しい。しばし、水濠の錦鯉を眺めて愛でる。
そういえば、この「足利氏館」は、別名を「鑁阿寺」(←ばんなじ、こんな漢字読めない)という、やはり足利氏が1229年に建てた大日如来の古刹で、本堂は「国宝」とのこと。
「日本百名城」よりも「国宝」の方がネームバリューはあるが、お城ファンとしては、国宝の古刹よりも、水濠と錦鯉スイスイの城趾としての価値の方が大切である。
なお、ここの入口に「足利氏館」ではなく「足利氏宅」との古びた石柱が立っていて、国の史跡としての正式名称は「…館」ではなくて「…宅」らしい。
しかし、「宅」の名称では「邸宅」のイメージで城趾らしい雰囲気が感じられない。
「館」の方が「城館」すなわち城趾らしくて良い、そうであらねばならぬ。
すると、国宝の本堂で販売されていた「御城印」(1枚500円)も、きちんと「足利氏館」と書いてあった。
だから、あくまで此処の呼び名は、日本百名城のひとつである「足利氏館」で問題なし、ということで一件落着。
(完)
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