監督・脚本クリストファー・ボルグリ。
チャーリー(ロバート・パティンソン)とエマ(ゼンデイヤ)は熱烈な恋愛を経て、結婚式まであと7日。
今宵は、結婚式の付添人である親友のマイク(ママドゥ・アティエ)とレイチェル(アラナ・ハイム)夫妻と4人でディナー。
4人で話が盛り上がるうちに、「今までに自分が犯した最悪の事件」について、それぞれが順番に告白するというゲームが開始される。
エマ以外の3人の告白は、さほどの大事件でもなかったが、今後にしぶしぶ告白したエマの過去の秘密は、あまりの内容に、全員が衝撃を受けてドン引き。
特にレイチェルはエマに対して露骨に嫌悪感を示し、ディナーは後味悪く、即解散。
そして、その後、次第にチャーリーもエマの人間性について疑念を抱くようになり、大きく動揺。このまま結婚して良いのか思い悩む。
翌日以降、結婚式の最終の準備と打合わせが進んでいくが、チャーリーは動揺が隠せない。
また、エマもチャーリーやレイチェルの態度の変化を感じ取り、心が複雑。
そして2人共、心の整理がつかないまま、結婚式の日を迎えてしまうが…
原題は「The Drama」。
観た観客の中にはブラックなコメディと受け取る人もいるかもしれません。
しかし、個人的には、ロバート・パティンソンの真に迫った苦悩の演技とエピソードに、シリアスなドラマとして評価したいと思います。
ロバート・パティンソンへの以前からの俳優のイメージとして「なんだか表情に乏しい」と思っていましたが、今回の演技は素晴らしかったと思います。
チャーリーがエマに対して大きな疑念を抱いても結婚を中止しない理由、それは彼の優柔不断な性格のためと思っていたのですが(実際に優柔不断な面もある)、でも、彼は本当にエマのことを愛していた…最終的に、愛するがゆえの苦悩と解釈しました。
個人的には「ロバート・パティンソンの最高傑作」です。
上映時間も105分と適切な尺で言うことなし。お薦めです。
(完)
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