さすがに36℃ともなると、畑仕事どころか、家の外へ出ようとも思わない。
そう思いながらも、草刈りの続きをしなければならないので、朝から畑へ行った。とはいえ、さすがに長時間は無理である。1時間だけ作業をして、9時には切り上げた。その時点で、車の外気温表示はすでに35℃だった。シャワーを浴び、スーパーで食材を買って帰宅した。もう36℃を超えている。車から降りると、まるで厚い毛布を一枚かぶせられたような暑さである。
夕方からは、校下連合町会の「わいわい夏祭り」が小学校のグラウンドで開かれた。3000世帯ほどの校下なので、知事や市長、市会議員まで挨拶に来ていた。妻は民生委員の地区会長をしているため、本部に詰めて、高齢者の様子を見る役目がある。
自分は男声合唱団の練習に行き、その帰りに、夏祭りを終えた妻を迎えに行った。
「これだけ暑かったら、年寄りなんか来んやろ。こんなんで外を歩いたら死ぬわ」
「子どもとその保護者がたくさん来てたわよ。いろいろ出し物もあったし」
考えてみれば、その暑い日に畑へ行き、夜は合唱の練習にも出かけた。つまり、「こんな暑い日に外へ出歩く年寄りはおらんやろ」と言っていた本人が、しっかり外へ出歩いていたわけである。36℃と言っても、室内でエアコンをかけていれば、その暑さを実感することはない。しかし、仕事や役目で外に出なければならない人は大変だ。
今日は、富山で一日練習である。昨日の自分に言わせれば、そんな暑い日に一日中外へ出かける人間など、どうかしている。その「どうかしている人間」が、今日も朝から富山へ向かう。
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