を昨日読んだ。マイケル・ムアコック著/深町眞理子訳
ヨーロッパを完全に支配下に収めたグランブレタンの将軍たちが集まっており、みんな満足そうだったが、メリアダスだけはブラス城のことが忘れがたく、その復讐の想いはつのるばかりだった。
一方異世界に移転したカマルグでは平和な日々が続いていたが、ブラス伯爵をはじめとした面々は不安を拭いきれなかった。
そんなある日馬で遠駆けに出ていたホークムーンは、見覚えのない怪しい男がいるのを見つけ・・・。
相変わらずの変化に富んだ展開で、なかなか面白い。
怪しい男はホークムーンと同等の剣技を備えていたが、なんとグランブレタン最大の劇作家エルヴェレーザ・トーザーであり、彼は不思議な指輪の力でこの世界にやってきたのだ。
しかも彼はそれをある老人から授かったとグランブレタンの貴族に話していた。
ホークムーンとダヴェルクは、メリアダスよりも先に謎を知る老人を見つけ出すためにグランブレタンへ。
そうして初めてグランブレタンの生活や街の様子が語られ、謎のアジアコミュニスタの使者や怪しい美女なんかも絡んで大冒険が繰り広げられるのだ。
第2部では更に異なる世界にやってきた2人のSFっぽい冒険が始まり、ダンウィッチの怪物みたいなのが出てきたり、更にはなぜか海賊ものになったり、それがいつの間にか邪教との対決になったりと、これまた目まぐるしい展開で先の予測が全く立たない。
また面白いのがメリアダスがどんどん復讐に凝り固まって皇帝にさえ逆らうようになってきたりするところで、なんだかバーン・バニングスを思い出して興味深かった(笑)
ちうわけで相変わらずの大冒険に次ぐ大冒険だが、相変わらず予言を全く信じようとしないホークムーンに少々いらついたりもした。
いい加減にあきらめろよ(笑)
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