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2025年12月27日11:39

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FUTURE WAR 198X年

を観た。舛田利雄、勝間田具治監督
 高出力のレーザー砲を搭載した有人衛星スペース・レンジャーの開発は最終段階に差し掛かり、ICBMを模したロケットを実際に打ち上げてそれを撃ち落とす実験が行われ、見事成功した。
これによって米ソの戦力バランスは大きくアメリカに傾くことになる。
ところが主任設計者のバート・ゲイン博士がソ連に拉致され、潜水艦に乗り込まされてしまう。
スペース・レンジャーの設計内容を絶対にソ連に漏らせないと判断したアメリカがとった選択は、核魚雷によっての博士ごとソ連潜水艦を撃沈することだった。
しかし今度はソ連の最新鋭戦闘機ブラック・ドラゴンが亡命を求めて西ドイツの空軍基地に不時着する。
ブガーリン国防相は機密保持のために西ドイツ空軍基地への核攻撃を望むが、核戦争を避けたいオルロフ書記長は空挺部隊による強襲を選択する。
しかしこの攻撃によってNATO軍とワルシャワ条約機構軍が全面的に交戦状態に。
戦火の中、ドイツで知り合い結婚を誓ったマリーネを失ったNATO軍兵士のマイケルは戦術核ミサイルでワルシャワ軍を攻撃。これによって戦火は世界中に拡大し・・・。

 化夢宇留仁が小さい頃にちょくちょくテレビで流れていて、のちにはビデオにも撮って見ていた大好きな作品だが、ある時期から見る方法を失って何十年も観ていなかったのを、アマプラ(SDレンタル)で発見して視聴。
細かい部分は完全に忘れていたが、やはりとても面白かった。
内容としては東西冷戦の致命的な終結パターンで、要するに第3次世界大戦が始まるのである。
見どころの一つは米ソ、NATOの当時のスター兵器が総出演するところで、このへんのノリは完全に大戦略(笑)
しかしなぜかワルシャワ条約機構の戦車だけは見たことのないデザインで、化夢宇留仁が知らないだけなのか、それとも当時はそのへんの情報が入手できずにこうなったのかは不明。
やはり一番の見所は核戦争の恐ろしさで、その情け容赦無く迫ってくる終末感が子供の頃から印象的だった。
この手の作品ではいかにして第3次世界大戦が始まるかという部分のリアリティが重要だが、本作ではアメリカが戦力バランスを崩す防御兵器を開発したのがきっかけという皮肉な展開になっている。
また今見るとすごく違和感を感じたのが、中国軍が西側陣営としてソ連国境を越えるという展開で、今の中国では考えらず、世界情勢の移り変わりを思わせる。
 ところで本作は制作当時に戦争をかっこよく描いているとして、反対運動があってなかなか大変だったらしいというのを今知った。
この脚本を読んで戦争を美化していると感じるのは完全に頭のおかしい読解力の無い人間だけだが、そんな声がそこそこ多かったのは当時からやばい教育が根付いていたのだろう。
化夢宇留仁は小さい頃にこの映画で戦争の恐ろしさを魂に刻み込まれたような気さえするというのに。
 関係ないがアマプラの本作は画質はSDだし、音声も元はドルビーステレオなのにモノラルの上に録音レベルの調整が下手で、声の小さいキャラクターのセリフが極端に聞き取りにくいのは非常に残念。
完全版ブルーレイ出てほしい。
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