を観た。安彦良和監督
ヴイナス歴72年。金星(ヴイナス)はアフロディアとイシュタルという二つの勢力に別れ、戦乱が続いていた。
地球からヴイナスにやってきた若い女性記者のスゥは、酒場でイシュタルがアフロディテの首都であるここイオ・シティにも攻めてくるかもしれないと聞くが、その直後にイシュタルの奇襲が開始される。
イオ・シティの少年ヒロは、バイクレース「ローリングゲーム」のライダーだったが、イシュタルに占領された街ではどうしようもなく、不満を高まらせていたが・・・。
映画「クラッシャージョウ」で見事な腕の冴えを見せた安彦良和がまあまあ面白い原作漫画を書き、それを本人が監督して映画化したのだから面白くならないわけがないのだが、不思議なことに全然面白くない(汗)
化夢宇留仁は原作も読んでおり、本作は劇場で観たあとビデオでも何回か観ており、今回は数十年ぶりに再見したのだが、当初から「主役の声優が下手」「ストーリーに深みがない」「歌が酷い」「モノバイクはかっこいい」「煙の描写だけはすごい」という感想で、今回も同じだった(笑)
主役の声優に関してはなにしろ少年隊なので仕方がないとして、ストーリーに深みがないのは致命的。こっちは原作ではそんなことはなかったのに、なんだか若い者たちの青春の1ページみたいなところだけを切り取ったような感じで、化夢宇留仁的には面白いところを全部削ぎ落とされたイメージ(汗)
結果感情移入できるキャラクターは1人もいないし、誰がどうなっても構わない感じ(汗)
歌が酷いのも上記の青春の1ページ感を強めている。
原作から1輪車に変更されたモノバイクは丘の向こうからドンドン出てくる描写とか、どこもかしこもかっこいいのだが、ドラマツルギーとリンクした見せ場がほとんど無いのが切ない。
煙の描写がすごいと書いたように作画はがんばっているのだが、少々浮いているかも(汗)
また今回HD画質で観て線の太さに驚かされたのだが、どうやらクラッシャージョウと同じく「貧乏ビスタ」(セルの上下を切り取ってビスタサイズにする)っぽい。
とりあえず化夢宇留仁は2度と観ることはないだろう(笑)
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