mixiユーザー(id:462499)

2025年10月09日07:48

48 view

坊っちゃん

を読んだ。夏目漱石著
 子供の頃から無鉄砲でバカ正直な江戸っ子である「坊っちゃん」は、兄の残してくれた600円で物理学校に通い、卒業後四国松山の中学校に数学教師として務めることに。
ところがそこにはたちの悪い生徒たちと面の皮の厚い教師たちが・・・。

 冒頭坊っちゃんの小さい頃のエピソードとして、西洋製のナイフを見せびらかしていたら光るだけで切れそうもないと言われ、なんでも切れると答えたところ、そんなら君の指を切ってみろと言われたので、「できら〜」とばかりに親指の骨に達するまで切ってしまったというのがあっていきなりドン引き(笑)
キチガイやん(笑)
しかしその後は大人になったこともあってそこまでキチガイじゃなくなって一安心(笑)
 結果的には非常に面白く読めた。
まずテンポが非常にいい。
江戸っ子の坊っちゃんの一人称なのと、各シーンが少しでも助長になりそうになると即座に切り替わるせいだと思う。
正義の人であると同時にやはりちょっとキチガイなので(笑)、とにかくやること思うことが極端なのもテンポを産んでいる要因の1つだろう。
 物語としては想像していたのと違い、これまたなかなか極端で、最後は剣客商売で見たような展開になったのには驚いた。
その結果は江戸時代と明治時代ならではの違いがあり、理不尽は理不尽なままだが、ある意味坊っちゃんは江戸時代の生き残りのようなところもあるのかもしれない。
またここでは書かなかったが坊っちゃんを育ててくれた清さんの存在も、過去への憧憬の象徴のようでもある。
 化夢宇留仁が全編通して最も面白いと思ったのは明治当時の文化そのもので、お金の価値では月9円50銭でなかなかの邸宅が借りられるとか、まだ氷が手に入りにくいので氷水が1銭5厘するとか、じゃあマグロの刺身が普通に出てくるがどうやって運んでいたのだろうとか、引き出しから生卵が出てくるとか(笑)
他にも町や建物の描写など、どれも非常に興味深くて面白かった。
 一番驚いたのはマドンナの顛末で、まさかその後◯く◯◯◯◯いとは予想外だった(笑)
4 4

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2025年10月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

最近の日記

もっと見る