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2025年07月31日19:11

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老人と海

を読んだ。アーネスト・ヘミングウェイ著/高見浩訳
 1950年頃のキューバにて、毎日メキシコ湾で漁をしている老人サンチアゴは運に見放されており、なんと84日間も坊主が続いていた。
心配した少年マノーリンがいたわってくれるが、彼はもう親の言いつけでサンチアゴの船には乗れないのだった。
翌日1人で船出したサンチアゴは沖に船を進め、大物を狙って仕掛けを投入し・・・。

 表紙が気に入って買ったのだが、こういう誰でも知っている名作の類は初めて読んだかも。
で、面白かったかというと・・・・・・・・まあまあ面白かった(笑)
とりあえず読み始めたらノンストップで読み切ってしまうような文章の完成度は当然として、思い切りシンプルな構成も凝縮感があってよかった。
すぐに老人と巨大カジキの対決が始まるわけだが、これが数日にわたる超長期戦で、海の懐の深さのようなものを感じられた。
そのあまりにもハードな対決で巨大カジキを兄弟のような存在に感じた上にボロボロになってわけがわからなくなってきたサンチアゴが「よし、好きなようにしろ、おれを殺せ、こうなったら、どっちがどっちを殺そうと同じこった」というのには笑ってしまった。
その対決がどうなってそのあとどうなるのかはここでは書かないが、なかなか壮絶な展開なのは間違いない。
 1つよくわからなかったのはサンチアゴがカジキ専門の漁師なのかそうじゃないのかで、冒頭の説明だとほんとになにもとれないという感じなのだが、しかし読み進めていくと小物は眼中にないような雰囲気でもある。
巨大カジキとの対決中にはけっこう気軽にマグロとかシイラとかをとって食ってるし(笑)
 もちろん訳のせいもあると思うが非常に読みやすいので、未読の人は読んでみても後悔はしないと思う。
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