を読んだ。松谷健二訳
永遠の囚人
クラーク・ダールトン著
ドルーフとアルコンの戦闘が激化する中、ドルーフの母星ドルーフォンへ偵察に向かうドルスス。
しかし地球からの緊急連絡を受け、急遽地球へ。
地球のテラニア近くにはピラミッド型の霊廟があり、その地下に眠っていたのは・・・。
ちうわけでドルーフの科学者オノトに入っていたのは、予想通りのあいつだった(笑)
他に選択肢が無いとも言える。
還らぬトーラ
クルト・ブラント著
アルコンでも不治の病であるF・アルコン病が発病し、トーラがいつ命を落としてもおかしくない状態であると判明。
苦悩するローダンはブリーの説得によって、アルコンから100隻の球形船を借り受ける任務にトーラを参加させる。
ところが摂政はトーラとデリングハウスを捕らえて洗脳し、地球のポジションを探り出そうとしており・・・。
ちうわけでトーラが死んでしまった。
最後のトーラが命を落とすシチュエーションなど酷いもので全然納得の行く展開ではなかったが、これを節目として少し本シリーズに対する不満をまとめてみようと思う。
とにかくキャラクターが薄っぺらなところに尽きる。
アメリカのスペオペの隆盛もあって、おそらく少年〜青年向きのスペオペシリーズとして発足し、しかも週刊という恐るべきペースで書かれていることを鑑みれば、そもそもキャラクターを描くというよりもSFらしいプロットでどんどん引っ張っていくのが元々の趣旨だというのはわかる。
しかしそれにしてもあんまりだと思う。
要するに有能なやつは活躍し、無能なやつはそうじゃないという状態で、その筆頭がブリーである。
本作でも唯一ローダンに意見のできる友として強い言葉で説得するというシーンはあるものの、実質はこれまでブリーが頼りになるやつという描写はほとんど無く、むしろ足を引っ張っているイメージで、単にローダンの昔なじみだから今の立場にいるやつにしか見えないのだ。
多数存在するミュータントも、結局グッキーが万能になってしまってめっきり出番が減り、存在感が無い。
そこは各自の能力と個性を活かすところだと思うのに、なんで万能キャラを出してしまったのか・・・。
そしてクレストとトーラ。
クレストがまともに活躍したのは第1巻だけじゃないか(汗)?
トーラに至ってはひたすら文句を言っていただけなのに、いつの間にかローダンと結婚して子供もでき、本作では実はトーラがローダンを導いていたとか書かれているが、その説得力のなさは筆舌に尽くしがたい(汗)
ちうわけでこれまでシリーズを読んできて少しずつ溜まってきた不満点をまとめてみた。
この先現在出ているだけでも700巻を越えているわけだが、このキャラクターの薄っぺらさは変わらないのだろうか。
それとも少しずつでも改善されるのだろうか。
流石にこのまま全く変わらないのだとしたら先を読むのも辛いものがある(汗)
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