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2025年04月12日22:52

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貸本漫画復刻版 墓場鬼太郎6

を読んだ。水木しげる著
-怪奇オリンピック- アホな男
 死にかけていたやくざの大親分が、輸血によって奇跡的な生還を果たし、それどころか若返ってしまう。その血の供血者はねずみ男だった。
やくざと病院は、その血を手に入れるためにねずみ男を探し始める。
 一方ねずみ男は大儲けを夢見て毛生え薬を開発していたが、そこに鬼太郎がやってきてあの世保険を勧誘する。
ねずみ男に断られた鬼太郎は、今月中に申し込めば「怪奇オリンピック」の招待状がついてくると言って漫画家に売りつけ・・・。

 最初の輸血の話と怪奇オリンピックの話がつながっているようで実は全然関係ないのがすごい(汗)
そしてねずみ男が真面目に働き、鬼太郎は親父の言うことも聞かずに詐欺のような商売をやっているというのが他と違いすぎる。
ちうか鬼太郎のキャラクターの振れ幅が大きすぎ(汗)

ないしょの話
 ねずみ男がボロ市で古い人だまの干物を10円で購入し、それを焼いて食べようとしていたところを鬼太郎に横取りされてしまう。
ところがヒトダマを食べた鬼太郎は溶けて骨と液体になってしまい、目玉のおやじとねずみ男は鬼太郎を治すために恐山へ向かう。
ねずみ男は恐山の地下の「血の温泉」に鬼太郎を預けたはいいが、目玉のおやじをどこかに落としてきたらしく、吹雪の中で親父を探す羽目に。
 ところで鯨神研究発表会では、2人の天才科学者山田と村岡の意見が割れ、鯨神が古代から生き続けているかどうかを検証するためにニューギニアに向かうことに。
山田は青森市外の旧家の息子で、その家では凍傷の目玉のおやじを保護していた。
父親に反対されるも黙ってニューギニアに向かった山田だったが、貴重な鯨神の血を村岡に奪われる。
山田が行方不明だと知った父親は、目玉が3つの願いを叶えると聞いて息子が返ってくるように祈るが・・・。

 またまた前半と後半で全然違う話になっている(汗)
後半は少年マガジン版第1巻収録の「大海獣」の元ネタだが、これまでのリメイクと違って内容が大幅に変更されていた。
まず山田と村岡は1人の山田に統合され、元の山田の代わりは鬼太郎が務めており、ニューギニアで大海獣から採血したのはこちらはねずみ男である(笑)
更に興味深いのは前半と後半の青森での展開で、相変わらずねずみ男が真面目なやつで鬼太郎が悪いやつなのと、なにより驚いたのが化夢宇留仁がこの本の前に読んだ「エドワード・ゴーリーが愛する12の怪談」収録の「猿の手」を丸パクリしているのだ。
間に他の本を1冊も挟まずに、直前に読んだ本の丸パクリの内容に行き当たる確率って、宝くじに当たるよりも低いのでは(汗)?
え?じゃあこれで宝くじに当たる運を使い果たしたってことか(汗)!?

 ちうわけで貸本版墓場鬼太郎を一応全部読んだ。
と言っても出版社が違ったり、連続した内容というわけでも無さそうだったが。
最初の方はこれまでに散々読んだ内容の繰り返しっぽかったが、4の途中からは単発の中編になり、こちらはどれも面白かった。
振り返れば鬼太郎のキャラがあまりにも定まってなさすぎるのが一番印象的だったかも(笑)
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