を3月24日に読んだ。水木しげる著
赤舌
骨女の通報によって警察に捕まりそうになったねずみ男だったが、文句を言う間もなく骨攻撃に屈し、骨女の召使になる。
骨女は赤舌の手下で、赤舌が世界を征服するために、まずねずみ男に鬼太郎を始末せよと命令する。
ねずみ男は「幸福の国」への移民を募り、応募した人間たちはみな赤舌の腹の中へ。
やってきた鬼太郎を赤舌の前におびき出し、逃げる鬼太郎を赤舌が水を自由に操る力を駆使して追う。
鬼太郎は妖怪アパートに逃げ込むが、赤舌はアパートごと飲み込んでうんちにして出し・・・。
我ながらなにを言っているのだというようなあらすじ(笑)
見どころは赤舌のダイナミックな活躍(?)である。
大首
骨女がねずみ男にアルバイトをしないかと声をかけるが、流石に断るねずみ男。
しかし骨女の攻撃に、子泣きじじいの加勢があっても対抗できずに結局いうことを聞くことに。
骨女の命令で缶詰に自分のおならを詰めて妖怪アパートへ・・・。
骨女は霊魂を集めて缶詰にしており、それを富士山の胎内洞窟に潜む大首に捧げていた。
そもそも骨女は大首の念力で動かされていたということだが、じゃあ前回骨女が赤舌に仕えていたのはどういうことなのか?
まあ水木先生が特に気にしていないだけだと思うが(笑)
あかなめ
脳が進化して賢くなった蝿と友だちになったねずみ男は、蝿から夢の島で新たな妖怪が生まれようとしていると教えられる。
現れたのは巨大なゴミの塊だった・・・。
前に読んだちくま文庫の「ゲゲゲの鬼太郎2 妖怪まんが集5」と同内容。
あかなめがほとんどヘドラみたいな怪獣になっているが、普通のあかなめを扱ったエピソードはあるのだろうか???
死神
「おとうとよ」とねずみ男に話しかけたのは死神だった・・・。
前に読んだちくま文庫の「ゲゲゲの鬼太郎2 妖怪まんが集5」と同内容。
鬼太郎はどうやら母親が偽物だと気づいていながら甘えていたようなのだが、いつもの先生のノリで描かれるとよくわからない(汗)
竹やぶの小人
パチンコ屋でつきまくっているおじさんは「幸運じいさん」と呼ばれていた。
ねずみ男と歩いていた鬼太郎は空にエンバンが飛んでいるのに気づく。
それは竹やぶの中の小さなほこらの横に着陸し・・・。
エンバン(なぜかカタカナ)のデザインが凝っているが、何処かで見たような・・・。
そして宇宙人のものを盗んだことを鬼太郎にとがめられたねずみ男の対応が凶悪すぎてびびった(汗)
エンバン実験
サラ金の取り立て屋になったねずみ男がやってきたのは天体観測所のような建物で、そこでは「未知との遭遇のような」エンバンを自由に呼び出す方法が完成したところだった。
借金をチャラにする代わりにその文書を貰い受けたねずみ男は約束通り早速実行するが・・・。
エンバンが怖すぎる(笑)
宇宙人落下
羽衣という空からの車を待っているという美人を口説こうとするねずみ男。
その夜ねずみ男の寝床に落ちてきたのは宇宙人だった。
宇宙人の3つ目の目を移植してもらい、未来が見えるようになったねずみ男は・・・。
宇宙人3部作(笑)の3作目。
そういう時代だったのだろう。
未来を見て50億もかせいだねずみ男に、羽衣は目を2つにすれば結婚してもいいと言うので目をもとに戻したあとの展開がよくわからない(汗)
どういう風にグルだったのだ???
目目連
山奥のある廃屋には目目連が宿っているので手をふれないほうがいいという忠告を無視して道路工事をした監督が、眠っている間に目の大群に襲われて死んでしまう。
例によってねずみ男が妖怪退治を引き受けるが、目目連はすでにねずみ男の着物にとりついており・・・。
なんにでもすぐに目目連の目が現れるのが怖くて印象的。
悪魔ブエル
前に読んだちくま文庫の「ゲゲゲの鬼太郎2 妖怪まんが集5」と同内容。
悪魔軍団の絵がマジもんのこの世の終わりみたいですごい。
狸ばやし
夜に太鼓の音がする。目玉のおやじに余計なことをするなと警告されるも、ねずみ男は竹やぶの中の音が出ているあたりを掘ってみる。
すると出てきたのはひょうたんで、その口を開けると巨大な狸が・・・。
妖怪狸ばやしが鬼太郎たちが借りていた家の屋根をはがして飯を食わせろと言い、家をベッド代わりに寝てしまう。
鬼太郎はその時お化けのサイン会に行っていて留守だったのだ(笑)
狸ばやしは頭がよく、戻ってきた鬼太郎も簡単にひょうたんの中へ。
結局目玉のおやじの活躍でなんとかなるのだが、よく考えたら目玉のおやじでしか解決できていない事件ってやたらに多い気がするぞ(汗)
奪衣婆
雨宿りをするねずみ男に、隣に立っていた美女がいきなりキスをする。
美女の自宅に行くと、そこは宝の山だった。
しかし美女の仮面が外れると、そこには奪衣婆の醜い顔が。
たまにデートするという約束をして黄金の小槌をもらったねずみ男がさっそく小槌を売り払おうとすると、警察に捕まってしまう。小槌は盗品だったのだ・・・。
奪衣婆は妖怪ではなく地獄の構成員なので、対応もいつもとは全然異なってくるのが面白い。
つきもの
競艇で給料を全てうしなった男が、老婆に「つき」をつけてもらう。
それから男は性格が変化し、仕事が現金輸送だったので大金の入ったジュラルミンの箱を盗む。
鬼太郎が見つけた時には男は2つ目の箱を開けようとしていた・・・。
つきものの姿が細長い狐という感じで、なんだか得体のしれないものという雰囲気がある。
それにしてもラストの連続ダジャレ落ちはひどい(笑)
ごみ問題に空飛ぶ円盤に道路建設に現金輸送と、流行り物や社会問題と関わるエピソードが多いのはまさにそういう時代だったのだろう。
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