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2025年03月21日21:08

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地底世界シリーズ5 栄光のペルシダー

を読んだ。エドガー・ライス・バローズ著/関口幸男訳
 O-220号の地底世界探検のおり、行方不明になったままだったフリードリッヒ・ヴィルヘルム・エリック・フォン・メンデルドルフ・ウント・フォン・ホルスト中尉を探すために、ジェイスン・グリドリーは救出したデヴィッド・イネスに捜索を依頼した。
この本は、そのフォン・ホルスト中尉が探検隊とはぐれたのち、ペルシダーを舞台に繰り広げた大冒険が描かれている。
 彼は巨大な翼竜に捕まり、元噴火口らしい翼竜の巣に連れ去られ、翼竜の舌から麻痺毒を注入されて卵からかえる翼竜の生き餌にされる。
絶望的な状況で、同じように隣に寝かされていたペルシダーの原住民ダンガーと意気投合し、言葉も覚えて親友に。ダンガーはサリの戦士だった。
ホルストが着ていた服のせいで注入された毒の量が少なくて済んだらしく、彼のしびれが次第に弱まり、なんとかダンガーを連れて脱出に成功する。
まだ全く動けないダンガーとともに進むと、新たな原住民と遭遇。
彼はスクルフといい、バスティ族の戦士だった。
スクルフは意中の女をめとるためにタラグ(剣歯虎)を倒す必要があり、ホルストがそれを成し遂げ、スクルフは2人をバスティに招待した。
ところがバスティに着くとスクルフは裏切り、2人を奴隷に。
奴隷として洞窟内で石器用の石をそぐ仕事をすることになるが、そこでホルストを教育することになったラ・ジャは美しい女性だった・・・。

 ちうわけで、いつもの頑固で正義感に満ちた男の、超ツンデレ美女を追いかける大冒険本編が始まるのだ(笑)。
前作がターザンが出てきたりハイテク飛行船が出てきたりと要素と登場人物が多かったこともあってグダグダな感じだったが、今回はまさにバロウズの真骨頂である1人の男が異世界で数々の苦難を乗り越えてツンデレ美女を手に入れるというストーリーなので、まさに息を付く間もない面白さ。
上記のあらすじでもなかなかのボリュームだが、その後も様々な原住民の部族や怪物、そして心強い仲間が登場し、更には巨大なマンモスの仲間まで。
相変わらずもう勘弁してと言いたくなるほどの危機また危機の連続だが、バロウズ先生久しぶりのストレートな冒険譚ということでノリにノッている感じで、ほんとうにダレる暇も無い。
ラストもまさに絵に描いたような大団円で、大満足の1冊だった。
ただし1つだけ気になることがある。
あいつどこいった・・・(読めばあいつがどれを指しているかがわかるぞ/笑)
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