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2025年03月15日22:37

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ゲゲゲの鬼太郎 60's 第5〜6話

を観た。
第5話 大海獣(前編)
 ニューギニアの奥地で3億年前のクジラの祖先である大海獣が発見された。
天才少年科学者山田秀一がその個体は3億年前から生き続けているという説を発表し、調査のために探検隊が編成された。その中には鬼太郎の姿も。
隊長の上島博士は大海獣の血液採取に成功するが、暴れ出した大海獣によって探検隊は壊滅。鬼太郎と山田秀一だけが生き残ったが、名誉と大金に目がくらんだ秀一は大海獣の血を奪い・・・。

 いつもは原作を引き伸ばして1話分にしているが、本作はなにしろ原作がボリューム満点なので前後編になっており、細かい差異はあるがおおむね原作通りに作られている。
印象的だったのはニューギニアの月夜の画の美しさ。
また原作では「人食い人種」という呼称と毒矢だけが出てきたのが、こちらでは「土人」と呼んで原始人にしか見えない姿も披露している。
よくニューギニアから苦情が出なかったものである(笑)

第6話 大海獣(後編)
 大怪獣になってしまった鬼太郎は一目父親に会いたい一心で江の島に上陸するが、戦闘機に攻撃される。
今度は銀座に上陸し、戦車隊に攻撃されつつもなんとか家にたどり着くが親父とねずみ男は大海獣が鬼太郎だと気づいてくれない。
途方に暮れた鬼太郎は沿岸部で寝転んでいたが、そこに山田秀一が操縦するメカ大海獣が・・・。

 この前後編はとにかく鬼太郎が酷い目にあう話で、いつも肉体的には信じられないほどの酷い目にあっても大して応えた様子のない鬼太郎だが、本作では精神的に追い詰められて涙を流すシーンがいくつもある。
化夢宇留仁はカフカ「変身」も思い出したり。
後半はメカ大怪獣とのバトルが繰り広げられ、ラスト近くには原爆まで投下される大スペクタクルに。
シリーズ内では個性的な人間のキャラクターや鬼太郎の心情描写など、いつものノリと異なる点が多い作品だが、見ごたえのある名作なのも確か。
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